ココロチョコ[★★]

【道具解説】 『ココロチョコ』はみんなで分けて食べると、みんなの心がひとつにまとまるひみつ道具である。

 

【使用目的】 これからジャイアンを相手にしないとみんなで約束したが、ジャイアンに会うとみんなこの約束を破り、のび太ひとり約束を守ったので、「ボカ ボカ」に殴られてしまった。ドラえもんは「ココロチョコ」をみんなに食べさせて、のび太と同じ考えになるようにした。

 

【使用結果】 のび太も安雄もはる夫もスネ夫も「ココロチョコ」のひとかけらずつ食べた。買い物を言いつかった安雄とはる夫は買い物カゴでジャイアンの顔を「バシ」と殴り、スネ夫も殴られたが、「アカンベー」をして抵抗していた。

 

  町の人たちにも食べてもらい、さらに、イヌに食べさせると、ジャイアンはみんなに「べー」と言われて追い掛けられ、イヌにもかみつかれたので、「フラ フラ」になりながら退散してしまった。

 

 仕返しに成功したのび太はしずちゃんに会うため、しずちゃんの家にやってきて「世界中の心が一つになれば、平和になると思うよ」と力説していた。すると、スネ夫たちはしずちゃんに会いたいとやって来た。玄関もガヤガヤしだし、町の人たちも大勢やってきたので、のび太はこっそり家に逃げ帰ることにした。

 

 ドラえもんから「あすの朝までには、ききめが消えるから」と言われたので、ご飯まで寝ることにした。晩ご飯になっても、のび太の落としたチョコをかじったママは、のび太と同じような格好で寝ていた。

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