クモノイトン[★★]

[初出誌] 『クモノイトン』、「小学二年生」19782月号、7頁、38コマ

[単行本]  『クモノイトン』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第6巻」200693日 初版第1刷発行、7頁、38コマ

[大全集] 『クモノイトン』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 92010430日 初版第1刷発行、7頁、38コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 「一人でやってみな」が「あとはひとりでやってみな」に変更[188(3)]

 「高い木やえんとつをつかって、くもの巣をつくって」が「高い木やえんとつを使って、クモの巣をはって」に変更[188(8月分)]

 

 [梗概] 塀の上を歩けなかったのは、のび太だけであった。悔しくて家に帰ると、ドラえもんが『クモノイトン』を出してくれた。この道具をお尻にくっつけ、おなかに力を入れると糸が出る。その糸は風に乗ってどんどん伸び、その糸の上を歩いても、絶対に落ちないと言うものである。

 

 のび太は空中に「クモノイトン」でクモの巣のような広場を作り、みんなで楽しく遊んだ。スネ夫がのび太の「クモノイトン」を盗み、ひとりで遊んでいると、みんなが追い掛けてきた。それで、この糸を張ってみんなをひっかけて転ばせようとしたが、車がひっかかり、車はスネ夫のズボンを糸と一緒に持って行ってしまった。

[S0924D0602027802]