フエールうえ木ばち[]

[初出誌] 『フエールうえ木ばち』、「小学一年生」19787月号、7頁、32コマ

[単行本]  『フエール植木ばち』、「ぴっかぴかコミックス ドラえもん 1200495日 初版第1刷発行、7頁、32コマ

[大全集] 『フエールうえ木ばち』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 1120101130日 初版第1刷発行、7頁、32コマ

 

【初出誌vs.大全集】

「たべもののことで、けんかはよそうよ。」が「食べもののことでけんかするのよそう」に変更[40(2)]

「みっともないよ」が「みっともないから」に変更[40(2)]

「そうだつ」が「そうだ」に変更[40(3)]

「なんでも、これにうえると、かずがふえるよ」が「なんでもこれにうえると、数がふえるの」に変更[40(6)]

 

「花がちったら、みがなった」が「花が散ったら、あとに実がなった」に変更[42(1)]

「それを、おれにかせ」が「そのうえ木ばちをおれにも貸せ」に変更[44(1)]

「ずいぶんしなびたみだな」が「ずいぶんしなびた実がなった」に変更[45(1)]

「こんなの、つかえないよ」が「こんなの使えないよう」に変更[45(3)]

 

 [梗概] ドラえもんとのび太が一個のケーキを、どちらが食べるかということでけんかになってしまった。ドラえもんが『フエール植木ばち』を出し、植木鉢にケーキを埋め、水をたっぷりやると花が咲いた。花が散って、実がなると、その中にはケーキができていた。

 

 のび太は自動車のおもちゃをこうして増やした。ジャイアンは強引にこの植木鉢を借り、千円札を埋めて、大金持ちになろうとした。水を十分やらなかったので、しなびた実になり、全然使い物にならないお札になってしまった。

[S1105F0107017807]