31日の新興市場は、総じて堅調な展開となった。オンラインゲーム・萌え関連銘柄が相次いで急騰したほか、上方修正を発表した山加電業、重松製作所、セレブリックスなども大幅高となるなど、材料内包の銘柄が人気化。また、新規上場のジャパンベストレスキュー、オプテックスFAは買い注文殺到で値付かずの買い気配で取引を終えるなど、個人投資家の投資マインドは急速に改善しているようだ。まだ、時価総額上位の主力株の上値重さや、市場全体のエネルギーの乏しさ(売買代金が低水準)には課題が残るが、低迷した8月から脱却する土台は固まったといえそうだ。