TOHOシネマズ西宮OSで映画鑑賞。

 

 

 ドイツ映画だからヒットラーが関係してくる。そして戦後の冷戦時代における東と西ドイツについても描かれている。私にとって新たに分かった歴史上の事実がいくつもあった。

 さて、映画とはかくあるべきだという作品です。三時間ですが飽きることなく鑑賞できた。

 愛する人と歩むことこそが女性のもっとも幸せな人生。見栄とプライドで虚勢し、それを失うことで絶望するのが男性(実に扱いにくい人種です)。

 幼い時に受けた母性環境に男性は支配されがち。それは時に絶対的で、優しさや思いやりという感情はそこから起点する。多くの場合、それを母親から受けるが(ゆえに母親の存在意義は大きい)、本作品の主人公においては「収容され毒殺された叔母」だった。母性を失ったことへの復讐ではなく克服こそが彼を現代美術の巨匠へと導いたと考えられる。名作。