交流あるアメブロ友さんが、旦那さんに
「おまえのは料理とは言わんやろ」
と言われて憤慨したと書いているのを読んで、暗澹たる気持ちになった。
彼女は専業主婦。専業主婦というと、暇人の代名詞のように言われている。しかし今私が自分で専業主婦もどきになって感じるのは、
やっぱりそれなりに忙しい
ということ。なぜなら家事の全てと家族の雑用を一手に引き受けることになるから。
「そんなの、働いている人だってやってんのよ!」
と言われればそうなんだけど。
でも、家事に求められるレベルが違う。アメブロ友さんは、旦那さんの血圧を考慮した特別な食事を作っているけれど、そんなこと彼にはわかっていないのかもしれない。
普段一緒に暮らしていると、家族の有り難みがわからなくなる、というのはよくあることで。それに家族だからこそ、他人様にはとても言えないようなことが言えたりするのよね。
日本の実家に住んでいるとき、母によるおかまいなしの愚痴攻撃に辟易していた私は、自分が作る家庭にはそういうのを持ち込むまいと思った。
子供や夫に注意するときも、言い方はストレートではなく、「ちょっと上手い言い方」を心がけているつもり。(とはいえ、そう上手くはいかない場合もありますが)
「親しい仲にも礼儀あり」が、家族やすごく親しい友人の間では通用しないことがある。特に男性には、自分の妻や年下の女性を、いじめに近いからかい方をして自分の日頃の鬱憤を晴らす傾向がある人を知っている。
気の毒な話だが、そんな男はよほど自尊心が低いのだろう。自分が誰からも賞賛を受けることなく、いつも叩かれている(と感じている)から、身近に自分が安心して叩ける弱い相手を探すのである。
そんな男は残念ながら、ロナウドでもなければ
室伏広治でもない (なんで突然!と思われるかもしれないが、単に私が彼らのことを好きなだけ)
普段はSな私でも、彼らにならどんな言葉責めをされてもかまわない・・・
しかし実際そういうことはありえないので
じゃ、苛立たしい言葉責め男に遭ってしまったら、どうすればいいのか?
自分に利害関係がない人物なら、スルーする。
でも自分の夫や同僚とかじゃ、それもできませんよね。
そこで、提案。「ほめ殺し」してみてはどうでしょう。
そういう男はロナウドとかと違って、誰からも「すごい」とか褒められていなんじゃないかと思うんです。
彼のいいところは普段から認めているつもりでも、口に出して言う事ってあまりないじゃないですか。
嫌味なことを言われたら、言い返したいのはやまやまだけど、そこをぐっと堪えて
「こんな料理でごめんね〜 いつもパパには感謝しているのよ〜」
と言ってみてはどうでしょう。
彼は椅子からひっくり返るかも。
妻は、常にこちらが一歩上を行くように努力しましょう
クリスティアーノ・ロナウドの「心と体をどう磨く?」
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