以前新聞で、買い物依存症に罹った挙句職場の経理から1500万円以上を使い込み、逮捕された女性の記事を読んだ。


この女性が最近、手記を出版したそうだ。

そのタイトルが、日本語に訳すと「幸せを買いに」。


新聞に載っていた手記の概要によると、


母親が薬物中毒症だったという幼い頃のトラウマから、「他人から認められたい」願望が強く、

長じては高価な洋服やアクセサリーを身につけることによって、「自分は価値ある存在である」ことを自分に納得させようとするようになったのだとか。


わかるような、わからないような・・・。



でも人間には「自分が価値ある存在である」ことを確認する何かが必要だ、というのはわかるような気がする。

それが他人様のモノにまで手をつけなくては収まらないような依存症にまで発展するのはどーかと思うが・・・。


ネットオークションが始まったばかりのとき、私も欲しいものが画面上に目白押しで、高い送料を払ってまで日本のオークションに参加していた。

でも今は何の興味もない。

お店にあるものでも、欲しいなと思うものはほとんどない。

まあ、スウェーデンの商品に消費者を刺激するものが少ないせいでもあるけれども・・・。


ことさら貧乏臭さを全面に出す必要はないけれど、

これは本当に必要なものなのか?

ということを常に立ち止まって考えることが多くなった。

その結果、購入をふみとどまるということも大変多い。


(書いているうちにちょっと用事ができたので、この続きはまた次回・・・)