• 25 Nov
    • おこげ

      「きらきらひかる」はあんまり面白くなかったと書いた私だけど・・・同じ男性の同性愛をモチーフにして同じ時期に作られたこの映画は面白かった!おこげ [DVD]/ジェネオン エンタテインメント¥4,104Amazon.co.jpこれには原作の小説はなく、映画だけのようだが、この同性愛カップルに惹かれていく女性の気持ちには、私は共感できた。恋でも愛でもなく、これはなんというか、腐女子のような気持ちというか、一種友情のような気持ちというか、彼女はとにかく二人が気になってしまって、なんとも切ない。でも私にはそういう、よくわかんないけどなぜかその人(たち)が気になる、って気持ちわかるんだな。そういう気持ち、男性でもあるの?百合男子 1 我思う、ゆえに百合あり。 (IDコミックス 百合姫コミックス)/一迅社¥926Amazon.co.jp女性同士のカップルを見守ってしまう、男性。別に二人の間に割って入りたいわけではない。ただ、二人の幸福を願い、行く末を祈ってしまうのだ。「百合男子」もこの「おこげ」と同じような気持ちなんだと思う。だからどーなんだ、どうしたいんだ、と言われても困る。ただ、見つめていたいだけなんだから。それだけでうれしいんだから。こんな気持ち、わからない人にはわかんないだろーなー。

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  • 23 Nov
    • ピザを食べる女

      ここ数年、ストックホルムには乞食が多くなった。スーパーの入り口や駅に座って、通行人や客に小銭を恵んでほしいと頼むのだから、彼らはホームレスではなく乞食を生業にしている人たちである。ルーマニアから来たジプシーだそうだ。スウェーデンもルーマニアもEUの中だから自由に行き来できるとしても、最近爆発的に多くなってきたのはなぜだろう。寒い空の下に一日中座って、いくら稼げるのだろうと考えると不思議だけれど、こういう人たちを組織して稼がせている組織があるのだそうだ。そういう人たちとは別に、本当のホームレスもいる。この間ストックホルム市内の某所を歩いていたら、旅行鞄のような荷物をひいて、通行人に声をかける中年女性を見かけた。「ピザを買うお金をください」この人はジプシーではなく、スウェーデン人のようだったが、最近この手の人は多すぎて、何かあげていてはきりがない。気の毒だが、他の通行人と同様、私も彼女を無視して知り合いの待つカフェに入った。そこでしばらく知り合いと話をしていたら、一組のアベックに連れられて、あの女性が店の中に入って来た。アベックはここで彼女に食べ物を奢ってあげるつもりだったらしく、お店の人にお金を払うと、自分たちは何も食べずにすぐに店を出て行った。あの中年女性は、店のカウンターの隅に座り、アベックに奢ってもらったピザを黙々と食べていた。店の人は何も言わなかった。きっと、これはほぼ毎日のことなのだろう。この女性が通りで通行人に食べ物をせがむ。何百人かの通行人のある一人が、彼女を連れてこのカフェに入り、食べ物を奢ってあげる。女性の身なりはまだ汚れておらず、見るからにホームレス然としてはいなかったが、目はどこか遠いところを見つめていた。ひょっとして、もう正気ではないのかもしれなかった。もし知り合いとのせっぱつまった約束がなかったら、私もこの人をどこか食べ物が買えるところへ連れていってあげてもよかったかもしれない、と思った。でもお金を払って置き去りにはせず、何か話してみたいと。私はあなたに食べ物をあげるのだから、あなたも私に何かを返してちょうだい。お話だけでもいいわ。でも彼女自身は食事はしたいが、何も話したくないかもしれない。11月のストックホルムは、雪はまだ降らないものの、とても寒く暗い。彼女はピザで腹ごしらえした後、どこで眠るのだろう。こういう人が、福祉に頼ることはできないのかしら。 ・・・ そんな疑問が湧いたが、できない理由については思い当たる節がある。私はそちらの専門家では全然ないが、今度またそのことについて書いてみようと思う。

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  • 19 Nov
    • 子育てを悔やむか

      日本の実家に住んでいる母に電話したら、ちょっと前私の小中学校時代の同級生の母親に会ったといっていた。私が小中学校に通っていた頃は、挨拶ぐらいしかしたことのない母親たちだったらしい。でも私は彼女らの娘のことをよく覚えている。一人はクラスの女王様だった女の子。顔が可愛らしく、頭がよく、活発で、誰もが彼女に一目置いていた。しかし中学に入ってから彼女は少しグレ始めて(といっても田舎のことだからたいしたことはないグレ方だが)少しづつ変わっていった。その頃の彼女は、当時人気のあったアイドル、三原じゅん子に似ていた。三原じゅん子似の母親は、娘が中学を機に変わっていったのを、今でも悔やんでいる様子だったという。三原じゅん子似は今、遅い結婚をして大阪に住んでいると言っていた。もう一人の娘も頭がよかったが、大人しい人だった。東京にお嫁にいって、ほとんど帰郷はしないらしい。二人の母親はなぜか、私のことを「はきはきしたクラスのリーダー格」だったと覚えているらしかった。私の母も私も、全然そんなことは思ってなかったのでびっくりした。私の実家はなにしろ田舎なので、皆が知り合いで、母は今でも私関連の知り合いにもよく会う。その度に、私が子供の時はもう少しああしてこうしてやればよかったなあ・・・ と悔やむこともあるそうだ。しかしまあ、それを言ってもしかたない。あの時はそうするしかなかったのだから。「おまえをもっとお嬢様っぽく育ててやればよかったね」なんて母が言うから私は爆笑した。あの田舎に、果たしてお嬢さんっぽい人なんていたのか、当時?女の子がどういう風に育つのが理想なのか知らないが、私は今の私になれてよかったのではないかと思っている。気が強く、いけずで、減らず口。こんな私の特徴は、今毎日の生活でとても役に立っている。本当に、私がもう少し気が弱く、心が折れやすく、言いたいこともぐっと飲み込むタイプだったら、今の生活はとてもやってられなかったと思う。また、小さい頃から「女性自身」「微笑」などの下世話な週刊誌を読み、ドリフに代表される、PTAに推薦されないテレビ番組をよく見ていたことも、実は後々の人生に役立っている。ということで、こんなにほったらかしに育ててくれた親には感謝している。

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  • 18 Nov
    • きらきらひかる

      世間的にはすごく人気でファンが多い映画監督や作家でも、私にはどの作品も全然ぴんと来ない人がいる。例えば、ウディ・アレン。私は彼の作品は何作か見たが、どこが面白いのかわからない。ニューヨークに住んでたりする人には共感できるのかな。とにかく私には最後まで見るのが難しい。江國香織さんの小説も、私には最後まで読むのが難しい。きらきらひかる (新潮文庫)/新潮社¥497Amazon.co.jp人の細かい心の動きを、とてもうまく言葉で表現していると思うのだけど、私が「あ、もうええわ」と途中で思ってしまうのは、主人公の女性に共感できないからだと思う。このいつも自分のことばっかり考えている主人公の女と、他に愛する男がいるのにご都合上(自分ではそうは思ってないんだろうけど)この女と結婚した軟弱な男に心の中で背負い投げをくらわし、読み続けることを途中で放棄したことをここに記す。あ・・・・ でも!!わかるな、どうしてこの小説のファンが多いのかってことも。だって、ここに描かれている世界はある意味「女の子の理想」だもの。こんなにダメな私を理解してくれる男性がいて、その男性は見た目や性格に問題があるわけでも無職で暴力を振るうわけでもない。むしろ全てがそれらと正反対な、理想的男性。そんな彼が、私の我がままを全て受け止める。彼の友達たちも私のことを大好きで、生々しい世界でやることは、彼らたちで処理してくれて、それを私も受け入れている。これは、腐女子の御伽噺だ。そしてこの主人公の女性のように生きたい(アル中になるのはちょっとかんべんだが)女性はたくさんいるのではないかな。BLや宝塚みたいに、女の子に夢を見せてくれるのが江國さんの小説なのでは!ってことは、・・・私はおっさんかい?!

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  • 13 Nov
    • ケータイ作家になるには

      創作は好きでやっているというものの、無い想像力を絞って書いたものにダメ出しされると ・・・ (*´Д`)=зでもいいんだ。編集者のチェックがとことん入っている方が、やっぱり出版後の反響も断然いいんですね。だからチェックしていただけるというのは、創作の教室に通ったこともない自分の実践的な勉強になり、とてもありがたいことなんです。ケータイ作家ってどうやってなるのか、知りたい方がいるかもしれませんね。私の場合はまず公募、それから作家募集している出版者さんに自分から売り込み、それで書籍を出していただけたら、今度はその書籍を読んだ他の出版社さんからお声をかけていただく ・・・ というパターンでした。でも今はキンドルを使ってアマゾンから誰でも電子書籍を出版できますよ。その誰でもっていうのがちょっと問題で、中にはとんでもない粗悪作品も混じっているらしいですが。でも編集者にチェックしてもらっていれば、誤字脱字はなくなるし、専門家の目を通しているので「とんでもない」ほどにひどくはなり得ないと思います。ただ、あくまでも自分のスタイルにこだわり、自分の好きなテーマを好きなように書く、ということはできなくなると思います。編集者が考えているのは、まず「売れる」こと。売れ線に沿うように、部分的に書き直すということは必須になると思います。私は筆の遅い兼業作家ですが、それでも執筆のときは頭の切り替えが必要になります。その日他の所で起こった、腹立たしいことも、うれしいことも、まず全て忘れて物語の世界に入り込みます。それは楽しく、苦しい作業です。本当に、「もー、やーめたっ」と叫びたくなることもあるんですよ。これが専業作家の方なら、そういうわけにもいかないのでもっと大変でしょうねえ・・・。というわけで、あと2、3日は頭の中で変更点をあれこれ考えて ・・・ 完成し、発売日が決まったら、またここで大々的にお知らせしますね!!

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  • 09 Nov
    • 無駄遣いクラブ

      アメブロで知り合った方で、今は主にFBで交流があるのだが、その方がいつも戦利品の写真と共にこう宣言される。ご自分は「無駄遣いクラブ」の会長なのだそうだ。つまり、いつも無駄遣いをしている。遣い道は、この方の場合、鉄道や航空機の模型、フィギュア、ビデオ、本など。缶コーヒーなどに関連のおまけが付いていた時など、全部集めないと気がすまない。自分の給料で好きなものを買って何が悪い!! みたいなもんだけど・・・。ちなみに、彼の「無駄遣い」は奥様も公認のようである。「無駄遣いクラブ」の会則は、生活に必要あるようで全然必要ないものをどんどん買い込むこと、なのだそうだ。うーむ、奥様人間できてるわ! 私には真似できない。あるサイトの調査によると、現在の日本人は死ぬとき平均一人3千万円を残すのだそうだ。その3千万円をもし死ぬ前に使っていれば ・・・ どれだけのものが買えただろうか、どこへ旅行できただろうか ・・・ と思わないでもない。無駄遣いクラブ会長によると、「3千万円を残して死ぬ ・・・ それこそ究極の無駄遣いやん!」ということになるのだが。ちなみに大多数のスウェーデン人は、だいたい会長と同じような考え方をしているようだ。こちらでは病気の場合は一定額以上なら無料になるし、老人医療も日本に比べると安い、葬式も大々的にはやらないのであまりお金はいらない。だからお金を残してもしかたがないんだよ。キリギリスのように生きよう ・・・ なんて考える人が多いのだと思う。ま、それはそうかもね ・・・ でも、金利が低くなったとはいえ優秀なフォンドが多く、不動産価格もずっと上昇していることも考えると、スウェーデンで種銭を貯めないのはもったいない気がする。つまり自分だけでなくお金にも働かせるのである。その上で「無駄遣いクラブ」に入会するのなら、それもいいと思う。しかし私はいざ無駄遣いしてみようと思っても、したい対象が見つからないのよ。モノに執着するのは、私はどうも苦手なようだ。

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  • 02 Nov
    • 女は顔か

      ストックホルムでは気候的に一年中で一番嫌な月、11月がやって来ました。まだ雪は降らないし、でも寒いし、冬時間になって突然暗くなったし!でもあと一ヶ月半ちょっとで、また昼が長くなり始めるんだもの、我慢しよう!話は変わるけど多くの日本人(特に男)は、国際結婚をする日本人女は魅力不足で、日本人男から相手にされないから海外で結婚相手を探さざるをえないのだと信じている。国際結婚をする日本人女は、いわば女のアウトレットだ、などと書いてあったサイトもあった。私に関する限りそうかもしれないが、他の人はどうだろうな?そのサイトに答えて曰く、日本人男は外見重視だが、外国では心を見られるから、などと言っていた人もいた。スウェーデンにはたしかに、私にはちょっと無理だなーと思えるような汚じさんと腕を組んでいる東洋人女性を見かけるし、その逆も然り。でもスウェーデン人男は日本人男に比べて、そんなに外見を重視しないのだろうか。スウェーデンで平日の夕方放送されている子供向けの番組がある。たいていの子供が見ている人気番組で、私の子供ももっと小さい時には欠かさず見ていた。この番組は日本の「おかあさんといっしょ」のように、司会者のお兄さん、お姉さんが数期で入れ替わる。現在の司会者の一人に、サンナさんという女性がいる。私の子供はもう子供番組を見る年ではないので、彼女のことは小さい子を持つ友人から知った。サンナさんの「醜さ」に、子供と一緒にこの番組を見ている親から苦情が出ているのだそうだ。日本の2ちゃんに相当する某匿名いいたい放題の掲示板では、「あんな顔を子供に見せていいのか」と書いてあった。サンナさん自身も、ある日駅にいたとき、小さな女の子が寄ってきて、「私のパパがあなたのこと、すごく醜いと言ってた」などと言われ、ショックを受けたことをブログに書いている。サンナさんは、一体どんな恐ろしい顔をしているのか。彼女が出ている番組の一部がYouTubeにある。この方ですよそんなにひどいかしら?彼女はマルメ出身なので方言が聞きづらいとも聞いたけど、これを見る限り私にもわかりやすいし、上手くお話をしていると思う。実際にはもっとコテコテのスコーネ弁を話す人はたくさんいる。実際「テレビにサンナが出てくると、うちの子が泣いて困る」などという苦情があるのだろうか。恐らくないと思う。文句を言っている人は、たいてい男性で、外国人嫌いじゃないかと思う。(サンナさんの母親はスウェーデン人だが父親はシリア人)「私たちは皆違っていて、それはとてもいいことだ」と彼女は上の動画でも言っているし、テレビ出演の経験がない彼女が番組司会者に採用された理由も、そこにあるのではないかと思う。「皆違っていて、皆いい」・・・ これは人種・民族差別をなくそうというスウェーデンではよく使われるフレーズだ。でもスウェーデン人だって、建前と本音は違う。本当は子供番組にも金髪美女が出てほしいお父さんがたくさんいるのかもしれない。そして、そんな人が東洋のアウトレットを嫁にしていたら、これまた二重の矛盾だね。

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プロフィール

ケータイ作家さよこ☆スウェーデン在住

性別:
女性
自己紹介:
子供が生まれてから、十代の頃好きだった文筆を再開。 2000年 第72 回 コスモス文学新人賞 ...

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