6/29の夕方
開催地ヴィエンヌ近くの大都市、
リヨン在住のメンバーで構成される変なバンド、
インペリアル・キキリスタン(って読むのかなあ)
が、パレードをするってんで見物。

彼らは28日、渋さの前の時間帯で
メインステージにも出演。
ぼくはそれを見そびれていたのであった。

彼らは渋さ知らズのことをとても気に入ったようで、
ひとり滞在を延ばした僕にも、非常に好意的でありました。

そんな彼らは集合場所の市庁舎前から出発。

アウグストゥスとリウィア神殿へみんなを
連れて移動。自分が演奏しないパレードって
楽ちんで楽しいなあ
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栗コーダーができないお客さんいじりあり
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栗コーダーができない、
ダチョウ倶楽部もしくは
電撃ネットワークっぽい芸もあり
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栗コーダーができないポージングあり
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素晴らしい完成度でした。
たぶんステージの上よりも路上が冴える
編成なのではなかろうか。

同じく6/29の夜
「マーズ・アタック!」での本人役でも有名な
大ベテラン、トム・ジョーンズを見た。

アメリカンブラックとポピュラーミュージックが
入り交じった実に魅力的な歌い口。抜群のリズム感。
ジョニー・キャッシュと並び立つ低音の魅力もあり、
エルビス譲りのセクシーな佇まいもあり。

コンサートは、デルタブルースのテイストを
残したアレンジのクロスロードで始まり、
リトルフィートのDixie Chicken、
ディラン、ジェリー・リー・ルイス、
エルビスのレパートリーのカバー、
ゴスペル、カントリーなど盛りだくさん。

キャブ・キャロウェイのレパートリーとしても有名な
「セントジェームズ病院」St.James Infirmary Blues、

ランディー・ニューマン作、
スリードッグナイトの
「mama told me not to come」、

同じくランディー・ニューマン作、
ジョー・コッカーの
「帽子はそのままで」You Can Leave Your Hat On、

マリアッチ風のホーンが素敵なDelilah、
She's a Lady、
「よくあることさ」It's Not Unsual、
「恋はメキメキ」If I Only Knew などなど。

アンコールはニューオリンズクラッシックのHey Pocky way、
途中でIKO IKOの間奏が挿入されるなどアレンジも気が利いている。
最後はプリンスのキッスで大盛り上がり。

残念ながら「何かいいことないか子猫チャン」
What's New Pussycatと
I'll Never Fall in Love Againのバカラックナンバーはやらず。
I Who Have Nothing、Sex Bombとかも聞きたかったなあ。

各曲のタイトルからも分かるように、
半世紀にも渡るセクシーシンボルでありながらも、
英国紳士らしい佇まいもあり、こりゃもう男惚れします。
生で見てあらためてそう感じました。

一日前に、同じステージの同じ時間帯に
自分が立っていたとは夢のようだ。

楽屋にも自由に出入り出来る立場だったとはいえ、
恐れ多くて立ち入らず。
(この写真は昼間、サウンドチェック中、
トイレ借りにバックステージに入った時に撮りました)
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これを書いてます本日、
6/30のメインステージのトリはジョージ・ベンソン!
これまた楽しみです。

先程笛仙人の原稿を書いて、その後仮眠に成功。
暑い日差しを避けて夜8時半過ぎにホテルを出発予定。
でもって、ひとつめの出演者の途中に会場到着予定。
(彼らは深夜にももう一回ステージあり)

こうして体力を温存していかないと、
深夜まで持ちませんからなあ。

と思いつつ、
部屋のマックに5時間程向かって、
すでに疲れてしまったのであった。

川口