みなさまが新年、明けてから働き続けてやっと来た週末に
ふさわしくないとは思うのですが、アップしておきます。

ドラマーの古澤良治郎さんが12日に亡くなられました。
お通夜など、苦手なので別の場所に行こうと思った。

古澤さんの本拠地、西荻窪は僕も馴染みの町。
昨日の深夜、アケタの店で行われていた渋谷穀さんの
ソロライブにずいぶん久しぶりに出掛けた。

17、8年前。
ここでよく渋谷さんのオーケストラを見たものだ。
その頃はベースの川端民生さんもご存命で、
こんなリズムセクションは他に見た事がないくらい
自由奔放で、ぼくが日本で一番好きなリズム隊だった。

こんな自分ですら、広い意味では大きく影響を受けていた。
それはパーカッションをやっている時ばかりではなく、
どんな楽器を演奏している時でも、
その自由さを意識していたように思う。

昨年の11月末に、ぼくが西荻窪でセッションをしていたとき、
別の場所でライブを終えた古澤さんがひょいと顔を出した。
演奏はこちらも終わっていたので、打ち上げの際に、
久しぶりに握手をしたくらいだったが、
それは神様が最期に会わせてくれたんだと思う。

一応、まだ間に合う方もいるかと思い、
下の写真をアップします。

ぼくは迷っていたけれど、お通夜に参加した方々と会うと、
みんなからぜひ行った方がよいと言われました。
素敵な表情をしておられるそうです。

なんとか早起きして、11時の告別式には
伺いたいと思ってます。

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川口