KURI of the DEAD
○このブログの構成
【STORY】 作品のあらすじ
【REVIEW】 作品の感想
【MARKING】 作品の評価(独断と偏見)
【INFORMATION】 原題、製作年、スタッフなど
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2017-09-30 18:09:58

呪怨 -ザ・ファイナル-

テーマ:JAPANESE

口コミでその恐怖が話題となり、ハリウッドでもリメイクされるなど世界的にも注目を集めた『呪怨』の新シリーズ『呪怨 -終わりの始まり-』の続編。主演は『20世紀少年』の平愛梨。監督は前作に引き続き『感染』『シャッター』の落合正幸。

 

【STORY】

小学校教師・生野結衣の姉・麻衣は、失踪した妹が佐伯俊雄という不登校の生徒の家を訪れていたことを知る。さっそくその家を訪ねてみると、すでに解体され更地に。その場に居合わせた男性から、呪いは断ち切られたと告げられるが、彼女の周りで不可解な現象が起こり始める…。

 

【REVIEW】

日本の夏、金鳥の夏、怪談の夏・・・、夏?

ということで9月も終わり、季節はすでに秋だが、日本の幽霊モノ作品。

 

前作で失踪した、佐々木希演じる小学校教師の生野結衣。今回はその姉である、平愛梨演じる麻衣に災難が降りかかるお話しである。

ストーリーは、オリジナルと同じく一人ひとりのエピソード(タイトル)で区切られるオムニバス形式。

 

<麻衣>

失踪した生野結衣の姉・麻衣は、ある晩、妹が部屋に現れる夢を見る。ガラスのテーブルにうずまき模様を描く妹。傍らには白い少年。

麻衣は恋人と暮らしていた。またか。ちなみに長友ではない。アモーレ。

 

麻衣はホテルで働いていた。ルームサービスを運ぶ係らしい。ある部屋に食事を運ぶと、スープの中に白い少年の顔。

そんななか、知らない番号が着信があり、妹・結衣が失踪したとの連絡を受けるのであった。

 

<玲央>

母子家庭のJK。おのののか。「の」が多い。ある日、その存在をまったく知らなかった母の兄の子を引き取ることに。ちなみに下校中にこの話をしている玲央の友人・碧は、10年前に姉が失踪している。

 

一方、麻衣の元には結衣が働く小学校から解任通知書と荷物一式が届く。荷物の中には生徒の調査票。夢の中で結衣は白い少年のことを俊雄と言っていた。はたして、俊雄という白い少年と結衣の失踪には何か関係があるのだろうか?調査票には不気味なうずまき模様も。

 

玲央、帰宅。従兄弟に当たる例の少年と初遭遇。何も話さない。母を問い詰めるが、詳しくは話してくれない。

 

<絵菜>

玲央の家の向かいにある病院に入院中の少女。玲央の家の中を覗ける、うらやまけしからん環境。あるとき絵菜は、家の中で玲奈の後ろを付いて歩く白い少年を目撃する。別の部屋では、従兄弟の少年がイスに座ってぐったりしている姿を目撃。

 

一方、麻衣。ルームサービスでバースデーケーキをカップルの元へ。気がつくとカップルの姿が消えている。ケーキの向こう側に結衣が現れ、俊雄君が付いてくる、と訴える。

その夜、麻衣がシャワーを浴びている隙に、恋人が結衣の荷物を覗き見。例の伽椰子の日記を発見する。その内容にびびる恋人。即時ゴミ袋へ投入し、外に出しに行く。この時点で2人は呪われたらしく、麻衣は髪を洗っている最中に自分の手以外に他人の手があることにびびる恐怖体験。

 

一方、玲央。寝ているとタンスの扉がギーッと開き、どこからか鼻歌。そしてタンスから伽椰子の恐怖体験。

 

<まどか>

JK。玲央の友人。碧と合わせて仲良し3人組。玲央の母が不在ということで、碧と一緒に玲央の家に泊まりに来る。玲央は従兄弟の少年の部屋を覗くが、おもちゃの車がひとりでに動く不思議現象。ちなみに、ここまでこの少年の顔は映し出されていない。

 

トイレに立つまどか。従兄弟の少年を見たいと言い出す碧。連れてくるために部屋を出る玲央。碧1人。鼻歌。写真立てが突如落下。後ずさりすると背後に人が。しかしそれは従兄弟の少年だった。玲央とまどかが部屋に戻ってくる。まどかが少年に名前を聞くと「俊雄」と答える。えっと驚く玲央。ここで初めて少年の顔出し。もちろんあの顔。

 

<俊雄>

佐伯俊雄は前作で死んではいなかったようである。伽椰子の夫が彼女を葬ったあと、包丁で俊雄を殺そうとしたが、その瞬間、白バージョンが俊雄の身体から抜け出してニャーと鳴く。それで夫はアウトか? 両親を亡くした俊雄は父の妹である、玲央の母の元へ預けられるのであった。

 

一方、麻衣は例の家へ。しかしそこは更地となっていた。そこへ現れた不動産屋。前作で、伽椰子の呪いによって妻と義理の妹・葵を亡くした男である。

男は、何も知らない方がよい、家を壊して呪いは消滅した、と告げる。

 

麻衣の恋人は地下鉄の鉄道員として働いている。終電後、ホームに伽椰子らしき女性。終電を逃したと思い、出口まで案内することに。しかし後ろから、子どもがほしいと呟く声。あの日記の女性だと悟る恋人。後ろを振り返るが誰もいない。

 

<碧>

俊雄の素性を知るために、母親の死の真相をゲスにも勘ぐろうとする碧。これを注意しようとしたまどかとイザコザを起こし、ふてくされて1人でカラオケに行くことに。

途中で空しくなってカバンから写真を取り出す碧。姉は前作でベッド引きずり込みの刑をくらった弥生だった。

そこへカラオケのモニターに異常。フロントへ連絡してトイレに行って戻ると、弥生の姿が。同時に白い少年もさりげなくいる。感動の再会かと思いきや、弥生は碧の顔を掴み、天井へ持ち上げる。碧は天井に頭を突っ込み、そのままぶらーんとした状態でアウトに。どえらい死に方。

 

一方、ファミレスで俊雄の親のことを調べていたまどかは真相を知り、玲央にメール。俊雄の父・剛雄は行方不明らしい。気がつくとテーブルの下に白い少年。そして顔や手が黒こげになってアウト。あの電子レンジの猫のように。

今回、死に方になかなか工夫がある。

 

玲央は俊雄の部屋へ。俊雄は気を失いぐったり。駆け寄る玲央だが、背後から白バージョンが覆い被さってくる。驚いて部屋から出ようとした拍子に階段から転がり落ちる。そして伽椰子。この騒動に気づいた母と一緒にリビングへ逃げ込む。玲央は母に、なぜ俊雄を連れてきたのかと責め立てる。母親は思い立って包丁を手にし、帰るところが無くなれば俊雄は消えるとして自殺を図ろうとするが、背後に伽椰子でアウト。玲央は包丁を手にして俊雄の部屋に行き殺そうとするが、伽椰子に手を掴まれて上半身ごと捻られアウト。

 

<奏太>

麻衣の恋人。繰り返すが長友ではない。アモーレ。

麻衣は俊雄が現在住んでいる場所を聞き出したようで、玲央の家へ。それを尾行する奏太。誰もいないと引き返す麻衣。奏太は向かいの病院の窓から覗いている少女を発見し、会いに行く。

少女の肩に手を置いた瞬間、ビビッときて夜の病室の場面に。そこで絵菜と俊雄の会話を見せられる。俊雄はこの世に生きている存在ではなかった。

玲奈の家に引き返し、俊雄の部屋に行く奏太。俊雄の首を絞めてぐったりさせる。殺したか?

慌てて家に帰ると、捨てたはずの伽椰子の日記。奏太はコンロで燃やそうとする。しかし玄関のドアを激しく叩く音。そして郵便受けの小さい扉から伽椰子が這い出してくるのであった。

 

一方、ホテルで勤務中にふらふらと歩く奏太を目撃する麻衣。エレベータに乗り込む奏太を追いかけ、開くボタンを押すとそこには大量の白バージョン。

そして麻衣、帰宅。そこにはとんでもない形相でアウトとなった奏太の姿があった。

このままではずっと繰り返すと呟く麻衣。

 

<伽椰子>

意を決して麻衣は玲央の家へ。勝手に上がり込んで、俊雄君はいませんかと叫ぶと、おりますと返答したのは玲央と母親。笑い続ける2人。逃げる麻衣。そこへ2階から伽椰子。おなじみのムーブ。足を掴まれ振り返ると、妹・結衣の姿が。結衣は、終わりはないのと微笑む。そして伽椰子の姿に変わる。助けて、とささやく麻衣。伽椰子のアップ。おしまい。

 

問題の家が無くなっても、どこにでも出没してしまう伽椰子と俊雄。

ザ・ファイナルと銘打ったが、終わり方はいつもと同じ感じ。

なかなか呪いの連鎖は途切れそうもない。

 

主演女優のキャスティングが毎度秀逸なので、いつまで続いてくれてもいいのだが。

 

●関連作品・記事

呪怨
呪怨2
THE JUON/呪怨
呪怨 パンデミック
呪怨 ザ・グラッジ3

呪怨 -終わりの始まり-

 

 

【MARKING】

オススメ度:★★★★4

えげつない度:★★★★★5

ザ・フォーエバー度:★★★★★★★7

禍々しい度:★★★★4

 

【INFORMATION】

・製作年:2015年

・製作国:日本

・監督:落合正幸

・エグゼクティブプロデューサー:高木ジム、今山武成、村田嘉邦、久保忠佳、江守徹

・プロデューサー:山口敏功、平田樹彦

・脚本:一瀬隆重、落合正幸

・出演:平愛梨、桐山漣、おのののか、柳ゆり菜、松浦雅、RIM、矢吹春奈、堀口ひかる、黒島結菜、最所美咲、小林颯、緋田康人、袴田吉彦、佐々木希

 

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2017-08-19 17:50:45

呪怨 -終わりの始まり-

テーマ:JAPANESE

口コミでその恐怖が話題となり、ハリウッドでもリメイクされるなど世界的にも注目を集めた『呪怨』の新シリーズ。監督は『感染』『シャッター』の落合正幸、主演は佐々木希。

 

【STORY】

欠員が出たため急遽小学校の担任を務めることになった結衣。そのクラスには不登校の佐伯俊雄がいた。結衣は俊雄の自宅を訪れるが、その日以来不可思議な現象に悩まされていた。俊雄の家はかつて凄惨な事件が起きており、足を踏み入れた者は不可解な死を遂げていた…。

 

【REVIEW】

日本の夏、金鳥の夏、怪談の夏・・・。(←毎年言ってる)

ということで8月も終わりに近づいたが、日本の幽霊モノ作品。

 

ハリウッドでもリメイクされた『呪怨』の新シリーズである。劇場版では3作目、ビデオ版・番外編を合わせると7作目となる。なかなか息が長い。

新シリーズといっても、オリジナルの流れを焼き直し、新たな設定を追加した、今風にいうとリブートというやつである。

 

ストーリーは、オリジナルと同じく一人ひとりのエピソード(タイトル)で区切られるオムニバス形式。そしてこれまた同じく時系列をバラバラにして、ラストにつなげていく手法である。今回はこの手法にひとつの仕掛けが用意されているのである。

 

冒頭。虐待の疑惑がある家に、警察や役所の児童福祉担当。家の中はゴミが散乱。押入の中で男の子の死体を発見。死後数日経過。そして記録用のビデオには、白バージョンの「俊雄」の姿・・・。

 

<結衣>

佐々木希演じる教師の結衣は、辞職した前任の代わりに急遽、小学校3年生の担任を務めることに。クラス担任になることが目標だった結衣は大喜び。うれしくて彼に電話する。ちなみにこの彼は、渡部ではない。直人という映画の脚本家で同棲しているようである。ちっ。

 

担任初日。出席簿を見ると佐伯俊雄という生徒が1週間欠席していた。自宅に電話しても誰も出ない。前任者の作成した日誌を見ると、俊雄の家に行っているようである。なぜ俊雄は登校しないのか?

 

<七海>

トリンドル玲奈演じるJK七海。悪ふざけが過ぎる友人が七海を怖がらせようと、計4人で例の家に。七海は何かを感じ1人で2階へ。残り3人はキッチンで不気味な3枚の絵を発見する。それは子どもが描いた絵で、各々1人ずつ人間が描かれていた。

七海は子どもの鼻歌のような声を聞き、和室へ入る。そこには子どもの姿。畳の下から黒ずんだ液体が湧き出し、押入の戸がガタガタ鳴りはじめ、逃げる七海であった。

 

<伽椰子>

結衣、俊雄の家へ。2階に子どもの姿が一瞬見える。玄関に入ると女性が現れる。伽椰子である。伽椰子は俊雄はいないと告げて奥に引っ込むが、2階から子どもの鼻歌。2階へ上がってみる結衣。例の和室は四方をガムテープで固定されていた。鼻歌はそこから聞こえるようで、ガムテープを剥がす結衣。中へ入ると押入の戸もガムテープ。徹底している。しかしそこに伽椰子が現れ、お茶が入ったから下に来いといわれるのであった。

1階で待っていた伽椰子は同じ鼻歌を歌っている。結衣が覗き込むと、どえらい顔で睨みつけている伽椰子。世に言う伽椰子睨みである。そしてなぜかノートに無数のうずまき模様を描いていた。

 

<弥生>

JK。七海の友人。体育館でバスケットボールの練習中、ステージ裏に人の気配。行ってみると置いてあったピアノが鳴り出し、何かに足を掴まれる。逃げる弥生。保健室に入りベッドに潜り込むが、布団の中から例の家で見つけた子どもの絵。そして俊雄がこんにちはのお約束。下の方に引きずり込まれてしまうのであった。

 

一方、俊雄のことで悩む結衣。さらに前任者が今朝亡くなったことを知らされる。再び前任者の日誌を読む。しかし最終ページにうずまき模様。そこから何ページもわたって。

翌朝、ブルーに出勤。しかし俊雄が出校していた。安心したのも束の間、授業中に俊雄は教科書も開かず机を爪でうずまき模様に削り続けている。

結衣は注意しようと腕を掴むが、次の瞬間俊雄の姿はなかったのである。唖然と見守る他の生徒たち。

 

<莉奈>

JK。七海の友人。悪ふざけした1人。例の家へ行って以来、様子がおかしいらしく、七海ともう1人の悪ふざけJK葵が莉奈の家へ。

莉奈は自室の机の下に隠れていた。とにかく白い子どもが来ると訴え続ける。するとテープで塞いでいたタンスや化粧台の引き出しの隙間から俊雄の顔。あまりの取り乱しぶりに怖くなって返る2人。

その後、莉奈は唐突にキッチンで温かいものを飲もうとやかんに火をかける。すると蒸気が莉奈に襲いかかり、顔を大火傷。例の家の子どもが描いた絵のような姿に。そして冷蔵庫が開き、白い手が出てきて引きずり込まれるのであった。火傷の顔を冷やしてくれるのかと思ったら、違うようである。

 

一方、結衣は職員室でテストの採点中。疲労のせいか居眠り。ふと目を覚ますと、外に伽椰子らしき人影。廊下を奥へと歩いて行く。結衣が呼び止めるも無視。追いかけて教室へ入るがそこには誰もいない。とある机の上には分厚いノートが置かれていた。手にとって読みはじめる結衣。

 

夜、直人が帰宅すると窓辺に立ち尽くす結衣の姿が。結衣は窓にうずまき模様を描き始める。そして気絶。直人がベッドに寝かしつける。何が起きたのかと思う直人。結衣のカバンから例のノートを発見。それは伽椰子の日記だった。日記には伽椰子が結婚して子どもを授かることを熱望している内容だった。なかなか妊娠しないようで、思い悩んでいる。そして日を追う毎に、その想いが狂気に変わっていく。呪文のようなものも記されており、お札のようなものも貼られている。ついには、子どもができないのは夫のせいだと怨み節。ひたすら子どもという字を羅列したページもあり、もはや正気ではない。

しかしある日、とうとう子どもを授かったようである。夫の知らないうちに・・・。

直人はその内容に驚愕するのであった。

 

<葵>

JK。七海の友人。悪ふざけした1人。自宅でお風呂へ。鏡に向かって例の家へ行ったことへの後悔節。しかし鏡に映る自分に白い手が下から忍び寄る。その手はアゴを掴み真下へガクーン。悲鳴を聞いた姉が駆け付けると、風呂場にはアゴだけが落ちていた。これでJKアウト3人目。

ちなみにこの姉とその夫は不動産業者であり、例の家を佐伯家に売った張本人たちである。

 

一方、七海。電車の中。ふと遠くを見ると、莉奈と葵らしき姿。声をかけると振り返る2人。しかし2人は、殺された状態の無残な姿。驚いて逃げると、天井になぜか巨大な弥生の姿。悲鳴。気がつくとなぜか例の家の階段で倒れている。そして見えない力に引っぱられたり、持ち上げられたり。最後にどこかに引きずり込まれてしまうのであった。

 

直後にその家(売物件)に下見に来る佐伯家。伽椰子である。

そう。今回は女子高生がやられてから、佐伯家がこの家を買うのである。すでに曰く付き。では、その前に現れた白い少年は?

 

<直人>

伽椰子の日記を見た直人は例の家へ行ってみる。家の玄関が開きっぱなしなのを不審に思い、不動産屋に行き問い詰める。不動産屋(葵の義兄)は、おかしいのは佐伯家ではなく、あの家であると答える。

あの家は、19年前に子どもが置き去りにされて死んでいる。そして10年前、妻と妹があの家に入って死んだ。妻とは葵の姉のことである。姉は佐伯家に物件を案内したときにあの家に入っている。

直人は図書館へ行き、過去の新聞を調べる。19年前に死んだ子どもは、山賀俊雄。佐伯ではない。ちなみに両親は行方不明。

 

直人、帰宅。ベッドで寝ている結衣。結衣の持っているクラス写真と持ち帰った新聞をスキャン。そして判明したのが、山賀俊雄と佐伯俊雄の顔はまったく同じということだった。どういうことか?

真相が判明しそうなところで、直人に伽椰子の手が忍び寄る。首を回転させられてアウト。起きてきた結衣が発見して号泣。

 

<俊雄>

結衣、再び例の家へ。決着をつけるときか。それに答えるように開く玄関のドア。2階の和室へ。押入はガムテープで固定。一気に剥がして戸を開く結衣。段ボール箱を発見。中身はアルバムで、写真に写る伽椰子や俊雄の顔にひっかき傷。そしてアルバムの下にビデオテープを発見。1階のリビングで再生してみる結衣。

俊雄が産まれてうれしそうな佐伯家の映像。しかし時間が経つにつれ、子どもが父親に懐いていない様子が映し出される。子どもは本能で父親ではないと悟った、とでもいうのだろうか。

さらには、例の和室で寝ている伽椰子の映像。押入が開いて子どもが出てくる。伽椰子を見下ろす。伽椰子のお腹に手を当て、お母さんと呟く。

どうやらこれで伽椰子は妊娠したようである。

 

結衣が後ろを振り返ると、伽椰子と夫のイザコザが立体ホログラムのように再現される。誰の子かと問い詰める夫。伽椰子は私だけの子と答える。激怒した夫は伽椰子を手にかけるのであった。それを見ていた俊雄と飼い猫。夫は、まずは猫を電子レンジに放り込んでアウトに。そして俊雄に向けて包丁を振りかざすのであった。

 

そんな顛末を見せられた結衣。押入から屋根裏に上がってみる。予想していたのかどうなのか、そこには無残な姿の伽椰子の死体。突如目を開き、例の四つん這いムーブ。逃げる結衣。追いかける伽椰子。しまいには俊雄白バージョンが挟み打ち。お母さんとつぶやかれ、体内に何か入った模様。絶体絶命で気づくと自宅のベッド。夢だった?

 

部屋の外から直人の声。直友生きている?リビングへ向かう結衣。

しかし、首が捻れたままの直人が、伽椰子と同じ声を出しながら近づいて来たのであった。キッチンには俊雄白バージョンの姿。絶望感満載の表情の結衣。おしまい。

 

時系列がややこしいが、19年前に死んだのは山賀俊雄。これにより呪い発動でJKがアウト。直後に佐伯家が越してきて伽椰子の腹に俊雄がインストール。俊雄が産まれるが、伽椰子が殺され、再び俊雄の呪い発動。

これが、今回のトリックというか、オリジナルと逆の流れで観る側を驚かせる仕掛けである。

オリジナルは伽椰子主体の呪いであったが、この作品は俊雄主体の呪いといったところである。

 

とはいえ、家にまつわる呪いに変わりはなく、個人的にはふーんという感じであった。

また、これまで伽椰子を演じてきた藤貴子が降板しているのが少し残念である。

 

 

●関連作品・記事

呪怨
呪怨2
THE JUON/呪怨
呪怨 パンデミック
呪怨 ザ・グラッジ3

 

 

【MARKING】

オススメ度:★★★★★5

えげつない度:★★★★4

ずっとパンイチの方が児童虐待度:★★★★★★★★8

禍々しい度:★★★★★5

 

【INFORMATION】

・製作年:2014年

・製作国:日本

・監督:落合正幸

・エグゼクティブプロデューサー:田中順、今山武成、百武弘二、久保忠佳、鶴谷誠

・プロデューサー:山口敏功、平田樹彦

・脚本:落合正幸、一瀬隆重

・出演:佐々木希、宮越直人、トリンドル玲奈、金澤美穂、高橋春織、黒島結菜、石川真希、江田結香、最所美咲、小林颯、緋田康人、袴田吉彦

 

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2017-07-29 17:29:58

セル

テーマ:PANIC & TRAP

スティーヴン・キングの同名ベストセラーをジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソンの共演で映画化。監督は『パラノーマル・アクティビティ2』のトッド・ウィリアムズ。

 

【STORY】

空港で別居中の妻子に電話をかけるコミック作家のクレイ。バッテリー切れで通話を終えるが、直後に携帯電話で話していた人々が一斉に凶暴化する。地下鉄に逃げ込んだクレイは、車掌のトムと自宅マンションの上階に住む少女アリスとともに妻と子どものいるニューハンプシャーに向かうが…

 

【REVIEW】

スティーヴン・キング作品。なおかつキング自身が脚本を手がけた作品である。

ちなみに原作小説は文庫本で上下巻あるが、上巻だけ読んで別の本が読みたくなって下巻を読まなかったという失態を犯している。言い訳をすれば、だんだんグズグズの展開になっていったからである。はたして映画はどうか?

 

コミック作家のクレイ。出張先の商談がうまくいったらしく、上機嫌で別居中の妻と子どもに電話。携帯電話から。

場所は空港。今や、いい大人なら誰もが持っている携帯電話。通話している人や操作している人がごった返している場所である。

クレイと家族の会話は、残念ながらバッテリー切れで中断。充電できる場所を探そうと辺りを見回していると、突如苦しみだし、凶暴化する人々。みんな携帯電話を手にしている。そして次々に人を襲っている。

襲う人々と逃げ惑う人々で空港はパニック。包丁で刺しまくるシェフ。連れていた犬を喰らう警備員。通信機器を使っていたパイロットもおかしくなったのか、ロビーに突っ込む飛行機。地獄絵図である。

 

クレイは冷静に対処し、空港と連結している地下鉄の駅に逃げ込む。同じく避難していた人々に出会う。そのなかに地下鉄の車掌トムがいたが、非常ブレーキが作動して運転できないとのこと。

ここにずっといると地下水で水浸しになるそうで、トムはここから立ち去るように提言するが、ほとんどの人が危険を恐れて残ることに。結局、クレイとトム、そしてもう一人通称DJリキッドことマイクの3人で地下を線路伝いに歩くことに。

3人の逃避行が始まると思ったのも束の間、出口付近で凶暴化した人々に襲われたDJリキッドがあっさりアウト。2人はハシゴを上って地上へ。地上も戦地のように荒れ、大勢の人が倒れているのであった。

クレイとトムは、クレイの自宅マンションへ。ここで上階に住む若い女性アリスが合流。凶暴化した母親を殺害して逃げてきたらしい。

 

どうやら突如凶暴化した人々は携帯電話で通話中という共通点があった。彼らは通話中に発する電波か何かで脳を冒され凶暴化してしまったようである。

携帯によってゾンビのような状態に。

 

そう、携帯人になってしまったのである。

 

コミュニケーションの重要な手段である携帯電話は使えない。携帯電話を冷蔵庫にしまうクレイ。電池が長持ちするらしい。ホントかな。

 

その後3人は、クレイの家族が住むニューハンプシャーのとある街へ向かうことに。

道中、携帯人たちに襲われる人々を目撃。襲った後、携帯人たちは集団で円を描くようにグルグル回るという奇妙な行動に。一体どうしたというのか。

途中、民家に押し入り銃を調達する3人。銃社会。

しかし携帯人が襲ってくる。銃で応戦しながら森の中へ逃げる3人。しかし目前には川で絶体絶命。3人は裏返した手漕ぎボートの下に隠れてやり過ごそうとする。

ここで日没。携帯人たちは動きを止めて突如奇妙な声を出し始める。電波障害のような音。そして静かに引き返していくのであった。

どうやら携帯人たちは、電波か何かで精神的につながっているようである。

 

その後も歩き続ける3人。そこへ、ガイデン・アカデミーへようこそと言いながら現れる老人と少年。

ここは学校らしい。迎えたのは校長と寄宿舎に身を置く生徒だった。

そして広大なグラウンドには、多数の携帯人が横になって静かにしている不気味な光景。夜間は音楽を聴きながら活動を停止するらしい。

 

だがしかし、いつ活動を始めるかわかったものではないと、クレイたちは芝生用の散水車でガソリンを撒いて携帯人たちを火だるまにしようと目論む。

作戦はほぼ成功したかに見えたが、散水車にも火が移り爆発。その破片の直撃をくらった校長がアウトという事態に。生徒号泣。

 

学校を後にするクレイたち4人。

途中どこかの店舗内で仮眠をとるが、全員が同じ赤いフードをかぶった男の夢を見たことが判明。クレイ曰く、その人物は自身のコミック作品「闇夜の旅人」に出てきた終末を予言するキャラクターらしい。一体どういうことか?

この場所を離れ、さらに進む4人。

途中のバーで休憩。バーには主人と客2人がいた。散々飲み倒して就寝。

翌朝、客の一人がなぜか凶暴化。どうやらこの客は、外の様子を窺うためにドアを耳に当てた際、ドアの向こうから電波のようなものを放出され、携帯人になってしまったようである。

携帯人の増殖方法は、噛むのではなく、相手の耳に向かって電波を放出することらしい。

バーに流れ込んできた何人かの携帯人とのバトルの末、鉄パイプで頭をど突かれたアリスがアウトに。紅一点だったのに・・・。

 

再び旅立つ残り3人。途中で車を拝借し、ようやくクレイの自宅へ到着する。

家の中へ入るクレイ。呼んでも応答無し。しかしボードに息子からメッセージが。母親は携帯人になったが、息子は圏外地帯と噂されるカシュワクに向かったとのこと。

どうやら携帯の電波が届かないエリアでは携帯人は活動できないらしい。そしてカシュワクとはキングおなじみのミクマク族の居留地である。

一行は、携帯の電波が届かないエリアがあり、そこに向かった人がいるという噂を耳にしていた。しかし道中で出会った男に、カシュワクが電波の届かない安全地帯であることはデマで、1年前にカジノができた際に巨大な受信アンテナが設置されたことを聞いていたのであった。そこへ行った人々は、飛んで火にいるアレのごとく携帯人に変わり果てるのである。はたして息子はどうなったのか。

ここで屋根裏から物音が。上がってみると赤いフードを来た人物が現れる。何とか銃撃して倒すが、その人物はよく見るとクレイの妻であった。

 

クレイは息子を捜すために一行と別れカシュワクへ向かうことに。なお、ここまでクレイたちが乗ってきた車には、道中に出会った男に託されたかなりの破壊力を持つ爆弾が積まれている。

 

カシュワクに到着。そこでクレイは、巨大な電波塔を中心に無数の携帯人が円を描くように行進している不気味な光景を目にする。

この作品のタイトル『セル』は、「Cell Phone(携帯電話)」を意味すると思われるが、電波に冒された携帯人が単一の集合意識でひとつの生物のように行動しており、一人ひとりの携帯人はそれを構成する細胞(Cell)であることを表しているのかもしれない。

 

クレイは円を描く携帯人の中心に赤いフードの姿を発見。車を衝突させる。その後、男を銃で乱射。やったか。

そして息子を捜すために携帯人の列の中に潜り込むが見つからず。とうとうクレイは最終手段に。それは、爆弾を託された男にもらった携帯電話。旅の終わりを迎えたときに使用しろと言われていた。

 

 

実はここから3通りのエンディングを迎える。そしてどれが本当のラストかわからないまま幕切れとなるのである。

 

(1)

携帯電話を手にしたクレイの目の前に息子が現れる。息子は携帯人になっていた。クレイは息子を抱きしめながら携帯電話のボタンを押す。それは爆弾の起爆装置だった。あたり一面爆破。おしまい。

 

(2)

森の中、息子と2人で線路沿いを歩く。別れた仲間が残したサインを頼りにカナダへ向かう。おしまい。

 

(3)

巨大な電波塔を中心に無数の携帯人が円を描いているシーン。その列の中には、携帯人と同じく無表情のクレイの姿が。携帯電話使ったから?おしまい。

 

一番最後のエンディングが流れ的に正解か。

いや、どれが正解かというよりは、この物語自体がクレイの創作(もしくは夢オチ)では?という説がやはり有力か。

でなければ、クレイ自身が創り出した赤いフードの男との関係が説明できない。

 

冒頭の衝撃から前半部分は最高だったが、中盤からラストにかけての尻つぼみ感は否めない。救いのないラストも『ミスト』のようにはスッキリしない。

個人的には嫌いではないけど。

 

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【MARKING】

オススメ度:★★★★★★6

えげつない度:★★★3

ランキングも圏外度:★★★★★★6

禍々しい度:★★★★★★6

 

【INFORMATION】

・原題:CELL

・製作年:2016年

・製作国:アメリカ

・監督:トッド・ウィリアムズ

・製作:リチャード・サパースタイン、マイケル・ベナローヤ、ブライアン・ウィッテン、シャラ・ケイ

・製作総指揮:ジョン・キューザック、スティーヴン・ヘイズ、ピーター・グレアム、ベン・サックス、パディ・カレン、エドワード・モクタリアン、アルメン・アゲアン、ローレンス・フリード、タイラー・ホーズ、ブライアン・ポープ、ジェノ・タッツィオーリ、ザヴィエ・ジャン、マリーナ・グラシック、ジャン・コルベリン

・原作:スティーヴン・キング

・脚本:スティーヴン・キング

・出演:ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン、イザベル・ファーマン、オーウェン・ティーグ、クラーク・サルーロ、アンソニー・レイノルズ、エリン・エリザベス・バーンズ、ステイシー・キーチ

 

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