『TRUNP』観劇
1/28(月)にDステ12th「TRUMP」を観劇してきました。古い知り合いの大久保祥太郎くんが出演していたので観に行ったのですが、サンシャイン劇場は、多分、幼稚園の時に観たセラミュぶり!池袋…安定の方向音痴で徒歩を3倍にして、やっと到着!だめだこりゃ…笑ドリームハイ観劇ぶりに祥太郎に会いましたが、声変わりした祥太郎に慣れませんね。本当に本人?笑モロー役をやってる日に来てもらいたかったと言われ、ゴメン!と言う感じでした。でも生徒役、凄く面白かったよ!大阪も頑張ってね!28日はなんだかスペシャルな日だったみたいで…知らずに行きました。笑この作品は、キャストローテーションが特殊でした。私の口では上手に説明出来ませんので詳しくは公式HP をご覧下さい。笑観劇感想ですが、ほぼネタバレですので、これから大阪公演を観にいかれる方は読まない方がいいかも知れません。では、観劇感想行きます!まず、皆さんがイケメンでした。笑舞台のセットが、お城(?)みたいで素敵でした。劇中、殺陣のシーンが結構あるのですが俳優さんの殺陣がとても綺麗で、見入ってしましました。ストーリーは私の好きな吸血鬼もので、結構シリアスでした。ソフィは戻ってきた。ヴァンプ達が通っていたクランが元あった場所へ。「人と話すのは久しぶりなんだ。僕の話を聞いてくれるかい?」というようなセリフから回想が始まる。思春期のヴァンプ達がクラン(学校?)に通っていて、クランで嫌われ者のソフィ。彼は人間とヴァンプの間に産まれたダンピールということだけで、みんなから忌み嫌われていた。でも、彼に話しかけるヴァンプ、高貴な家の出のウル。ウルはソフィがダンピールであることも構わず、いつも彼に親しくしていたが、今までダンピールというだけで嫌われてきたソフィはなかなか心を開かず、いつもウルに「僕と関わり合いにならない方がいい。」と言って冷たく接していた。クランには個性豊かな先生がいて、とってもストロングな先生グスタフとエレガントな先生ミケランジェロ。そして、いつもアレンという生徒を探すクラウス。爆笑のエリート三人組。生徒の中で高貴な家の出のアンジェリコ。そのとり巻きのジョルジュとモロー。アンジェリコが敵視するウルの兄ラファエロ。ラファエロはウルがソフィに近づくことを良くは思ってなく、ソフィに警告をしていた。ある日、図書室でウルはソフィに始まりの吸血鬼種、不死身のトランプの話をする。ソフィはあまり興味を持たなかったが、ウルは執着心は異常だった。アレンを探している最中のクラウスはソフィの匂いを嗅いで「あなたはいい匂いがしますねぇ。」と何度も言っていた。その頃、謎の転校生、ガ・バンリがやってくる。ウルとラファエロの父親、ダリ。彼らはトランプについて極秘な話し合いをしていた。ガ・バンリに何か違和感を抱くソフィとウル。アレンのルームメイトのピエトロとクラウスは毎日のようにアレンの恋人、人間のメリーベルに会いに街に降りたアレンを探しに行く。そんな日々の中で…ヴァンプのフェスタの日は、近づいてきていた。ある日、アンジェリコはたくさんの生徒を吸血し、イニシアチブを発動させて学校を乗っ取ろうとする。アンジェリコはダンピールのソフィを嫌っているため、ガ・バンリを吸血して操りソフィを殺そうとする。が、ガ・バンリを吸血してもガ・バンリはイニシアチブを発動しない。ガ・バンリは血盟議会が派遣したヴァンパイアハンターだったからだ。その事実に狂ったアンジェリコはウルに取り入りアンジェリコを殺そうとする。その時、イニシアチブが純血のヴァンプ達を支配し、ソフィの言いなりになる。その姿をみてウルはソフィをトランプだと思い込み崇拝するようになる。なぜウルがトランプに執着していたのか、それはウルもダンピールだったからだ。ラファエロとは腹違いの兄弟だったのだ。ダンピールは思春期が終わる頃に亡くなってしまうのがほとんどだったため、死を恐れたウルはトランプに執着していたのだ。だが、ソフィはトランプではなかった。フェスタ当日、剣術の準決勝ソフィとの対決の前、アンジェリコの策略でラファエロは傷をおってしまう。準決勝に負けたラファエロはウルを守ると言いソフィに襲いかかり殺そうとするが、ラファエロの身体は燃え上がって灰になってしまう。犯人はクラウス。彼こそがトランプ、始まりの吸血種だったのだ。アレンを探し続けるクラウスにガ・バンリは「あなたも見たはずだ彼の死を!」と言う。クラウスはアレンが死んだ時の記憶を思い出す。クラウスはアレンに永遠の命をのぞむように言うが、アレンは、そんなのは寂しいとクラウスに言う。アレンは最後に「クラウスはずっと1人だったのか?じゃあ寂しかったんだな。」と言って死んで行った。その時、クラウスの心は乱れ世界中のトランプは死んだ。「また同じことを繰り返すのか!」「でも、そうしなければソフィは死んでいた!」クラウスはソフィを守った。その理由を話しはじめた。傷をおったソフィとウルの前で。ソフィがクランに来てから、クラウスの心は乱れはじめた。それは、ソフィの顔がアレンをたぶらかしたメリーベルという人間の少女にそっくりだったからだったそうだ。だが、それと同時にソフィはアレンの匂いもした。アレンの血を半分受け継いでいるから。「今度こそ永遠の命を望め!」「永遠の命なんてくそくらえだ。」傷をおったソフィはクラウスに力強く言い放った。それを聞いたウルは自分に永遠の命を僕に下さいと懇願したが、「あなたはいい匂いがしないんですよ。」と言って彼の手を払った。ソフィは最後まで永遠の命を望まなかったが、クラウスはソフィを吸血した。ソフィは自分の傷が癒えていくのを目の当たりにし「僕に何をしたんだ!!」と叫び狂う。傷をおったウルを見て吸血するが、ソフィの吸血ではウルは回復しない。ソフィはクラウス名前を叫ぶがクラウスはいない。ウルは「君が羨ましい、生まれ変わったら君になりたい。」と言って死んで行った。今、ソフィは今もクラウスを探している。彼に自分の死を望んでもらわないと死ぬことが出来ないから。「話を聞いてくれてありがとう。話を聞いてくれたかわりに、君の血は吸わないでおいてあげる。」…です。長くなってしまった!説明が下手くそなのと、私の乏しい記憶力なので、正しいストーリーではないかも知れませんが一応。笑とにかく素敵な脚本と演出で、2時間半、休憩なしという観る方も大変な時間も、あっという間にすぎて行きました。こんなシリアスなお話ですが、笑いどころも沢山あって、本当に楽しかったです。キャストごとの感想です。ソフィ役の三津谷亮さん熱演、尊敬しました。テニミュを観に行った時から思っていたのですが、セリフの言い方に特徴があって、セリフ一つ一つが残る。素敵な役者さんでした!クールな役、ピッタリです。何よりクラウスに吸血された後の「僕になにしたんだ!」の所。ぐっとくる物があって、圧倒されました!涙止まらなかった!!ウル役の西井幸人さん同い年か…すごいな。まだ見れてませんが映画の告白にも出てたんですね!人懐っこい感じとか、自分もダンピールだと告白する時と死ぬ間際の演技が本当に涙を誘うというか…とにかくすごかったです。バク転するタラちゃんも面白かったです。クラウス役の陣内将さんはじめて見たのですが、頼りない感じの先生、でも本当はトランプで…最後の方は怖くて、感情の揺れが激しい役でしたが、とても上手でした!アレン役の山田裕貴さんこの人テレビでしか見たことない!と思っていたら、初舞台だったそうです。セリフも聞き取りやすいし、本当に初舞台か疑いたくなりますが、とにかく、白が似合う。笑 自由で、メリーベルしか見えてない感じが、よかったです。グスタフ役の近江陽一郎さん、ミケランジェロ役の山口賢貴さんこの二つの役を入れ替えで演じるのは大変なんだろうなぁ、と思いました。グスタフは松岡修三さん的な役だし、ミケランジェロはオカマ?それとも女性の役だったのかな?とにかく、「私、女性辞めてもいいですか?」と言いたくなるほど美しかったです。美男子の女装は強烈です。ラファエロ役の阿久津慎太郎さん…また同い年…。素敵なお兄さんでした。二枚目の役で、クールで、弟想いなお兄さん。特に印象的だったのは、父親にむかって「あなたがまいた種でしょう?」と言うセリフ。すごく素敵なお兄さんでした。アンジェリコ役の志尊淳さんこの役って、すごく難しい役だと思うんですけど、見事でした。ちょっと狂気じみた感じとか、人を下した高笑いとか、企んでる時の顔とか…他にも、本当にすごいなぁと思いました。…一個上…か。ガ・バンリ役の池岡亮介さんテニミュから思ってたんですけど、ええ声ですねー!声フェチの栗山としては、たまらない低音です。笑それと、殺陣。すごかった!!みんなすごかったけど、特にすごかった!もちろん演技も素晴らしかったです。1人だけ人間の役と言うのは、どういう感じなんでしょうか?すごかったです。ピエトロ役の土屋シオンさんフォーゼぶりに見ましたが、人懐っこい感じであったり、雰囲気が素敵でした。ピエトロの逆キャストはガ・バンリなんですね。これも切り替えが大変そう。ジョルジュ役の荒井敦史さん、モロー役の白又敦さん唯一のシングルキャストと唯一のトリプルキャスト。ギャグ100連発が面白かったです。ジョルジュ立ちのネタ最高です。笑モローもお笑いキャラ。これを祥太郎がやってたのか、見たかったなぁ。ダリ役の上鶴徹さんパパ役、若いのに…とっても上手でした!ラファエロには厳しいのに、ウルのことは溺愛してる感じ。ホップ・ステップ・パンチのネタが笑えました。エリート3人組、根岸拓哉さん、大久保祥太郎さん、前山剛久さんこの作品で私的に一番ツボでした。お金落としたよのネタ。最高に面白かった!祥太郎が歌ったのは爆笑でした。笑よし!キャストごとの振り返りも終了。こんなに頑張って観劇感想書いたの久しぶりだ。そのくらい素晴らしい作品でした!なんとDVDが出るそうです!これは買わねば!Dステ 12th「TRUMP」 TRUTH [DVD]/ポニーキャニオン¥5,250Amazon.co.jpDステ 12th「TRUMP」 REVERSE [DVD]/ポニーキャニオン¥5,250Amazon.co.jp以上、長くなりましたが観劇感想でした!りさ