世にあるらーめん、街中にあるだけにいかに個性を出すのかは重要と思います。勿論、超こってりとか超淡麗とか味の個性で勝負したり、有名店の暖簾分けなんてのは効果的でしょう。でもそれ以外でもやり方が上手い店もあります。

この日は神楽坂で夕食、でも一人なんで飲みに行くというより食事のニュアンスの方が強いかも。そういう時にはらーめん屋ですね。そんな訳でどこに行こうか迷います。以前からこのエリアで美味しそうな店を覚えていたのでその中から思い出したところ思い出したのが何やらフランス料理の技巧をらーめんに使ったような店、麺屋ふぅふぅ亭。けっこう前から雑誌とかいろいろ取り上げられているようです。

店はそんなに広い訳ではありません。私が行ったときには幸いすぐに入店できましたが変えるときには2.3人行列していたのでピーク時には並ぶのかもしれません。入店しメニューを見ると、塩が一番味噌が十八番という表記。どっちが一番のウリなのか分かりませんがどうやら塩みたいでした。ということで塩らーめんと餃子のセット、それとビールをオーダーです。

店内はそこそこ混んでいる割に提供は早い、これは嬉しいです。提供されたらーめんは見た目は普通というか寂しげな位。一方餃子は大振でいい感じです。早速実食、正直何がフレンチをどう取り入れているのかは分かりません。強いて言えばトッピングの肉に焼目が付いているのがそれなのかもですがピンときません。お味は塩はとっても淡麗、飲んだ後の〆に良い感じ。麺もストレート細麺でこれも良さそうです。

食べていくとスープはややブイヨン?のような旨み膜も出てきてこれもフレンチっぽいのかもしれません。まぁ何にしろフランス料理の美味しさをらーめんに、というワードで人気が出る気もします。

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麺屋 ふぅふぅ亭
食べログ3.55、口コミ84件ですからそこそこの人気店と思います。でもこちらの店のもう一ついい点が居酒屋的にも使えそうなとこ。つまみ系のメニューがけっこうありました。こんなこと出来るということは行列はそんなにできないんですかね。