お祭りの記事が長く続いていますが、祭自体はそろそろクライマックスですが、その前に、
お祭りは複数の地区から太鼓が出ているのはこれまでもお伝えしてきましたが、その太鼓のたたき方が一寸違います。
笛で奏でるお囃子はどの地区も一緒ですが。
太鼓を叩くときの所作と言いますか、動きが少しづつ違うのです。
私は今住んでいる地区の隣の地区出身で、太鼓のたたき方もそちらのやり方を習いましたが、息子は今住んでいる地区の太鼓のたたき方を習っているので親子でたたき方が違うんです。
息子が太鼓を習うと決まった時は「ワシも教えちゃる」と意気込んでいましたが、最初の練習を見学に行った時に「思っていたよりも違うの」と感じて息子に教えるのは諦めました。
お祭りに話を戻しますと、神様が神社に帰ると神様の案内役のヤブはお役御免で裏に引っ込むのが通常ですが、今年はヤブ役の方の一人が年齢の事もあって今年で最後になるという事でヤブの引退式が初めて有りました。
ヤブの引退式といっても今までやったことも無い儀式ですから、祭関係者も「どうなるかやってみんと判らん」状態でしたが。
一通りの儀式も終わり、記念撮影に。
その後引退する方がヤブの面を外して感動的に終わることが出来ました。
以降、恒例になるかどうかは次に引退する方が出る時に決まると思います。
ヤブの引退式も終ると本当の祭りのクライマックス「宮巡り」となります。
この宮巡りは神社の拝殿の周りを太鼓を叩きながら3周するだけなのですが、宮巡りが終わるイコールお祭りが終わるという事なので、祭を長く続けたい若い衆がなかなか前に進んでくれません。
どの地区も太鼓を担ぐのは若い衆の役目ですからなかなか進みません。
3歩進んで2歩下がるどころか、目を離した隙に太鼓がスタート地点に戻っていたりします。
年寄りからすると「はよ帰って飲まんかいや」ですが、ここでも何のためか判らない力自慢をしています。
明るく写っていますが、そろそろ日が暮れてきて薄暗くなっている時間です。
カメラのバッテリーも尽きてきましたし残念ながらこれ以上は撮るのは不可能と判断して撮影は諦めました。
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