車から見る大自然の風景に
癒されながら、
一年前の8月のこと、
父のことを、思い出していました。
一年ってあっという間に過ぎますね。
わたしの父は、お役人で、
性格もお役人堅気。
良い、悪いがはっきりしていて、
悪いとならば、強制的に正す。
お役所仕事では、「橋」の設計にも携わっており、
1ミリの狂いも見逃さない。
父の仕事は、3〜4年ごとに転勤があったので、
わたしは、何度も転校をしました。
中学、高校の転校は友達との別れが辛く、
学校の寮に入って、残りたい!と、
何度お願いしたことか。
でも、父には通用せず。
もう、転校先で不良になってやる!って
思ったときもありました
思ったダケ。
なり方分からず笑
でも、思うんですよね〜
父の良いは、本当に正しかった。
父から教えてもらった、悪いことは、
本当にダメなことだった。
と、今になって....
引越し先は、北海道内の田舎が多かったので、
こんな風景は、父を思う時に、
とってもお似合いです。
わたしの今のお仕事。
はるの木は、子どもの自由な発想を大切に、
尊重する活動です。
でも、
わたしの小さい頃は、
あまり自由な環境では
なかったので、
自由にすることはきっと、
苦手な子だった気がします。
今もそんなところがあって、
教えてもらうことや、学ぶことも好き。
なので、目の前の子どもたちが、
自由に、創作する姿は本当に尊敬します。
すごいなぁって思うのです。
でも、
幼い頃のわたしのように、
自由に創ることが苦手な子とも、
たくさん出会ってきました。
それでも、
なんとなく、はるの木いいかも...
と来てくれて、少しずつ、
自分で選び、自分で工夫してみる、
それが、楽しくなっていく...
そんな、姿を見せてくれる瞬間も、
わたしにとっては喜びです。
決してみんなが、アートを得意としなくても、
他のことでもいいのですよ
なんだか、わたしは、父のせいで、
自由じゃなかったのよ〜的な日記に
なってしまいましたね。
ですが、
そんな、自由とはなんぞや的な父が、
密かに?奇跡的に?
はるの木の活動を、応援してくれてました。
イベントなどで使う用紙や、
ダンボール紙など、
1ミリも狂わずに笑
大量にカットしてくれたこともあります。
たった1度だけ、芸術の森での活動を
見に来てくれたこともありました。
わたしにとってはるの木は、
「自分の想いを自由に表現する」
自分にとって大切な表現の場所です。
そこを家族が認めてくれたことは、
何より大きな力になりました。
父だけではなく、
今ではくどう家の家族もみんな。
父が倒れたのは、
昨年、
アトリエの契約、場所を構えた矢先。
アトリエの仕事を終えたら、病院へ向かうという
日々が続きました。
わたしは、気持ちに不安があると、
自分とよく向き合うので、
返って冷静になれる気がします。
アトリエを構えたばかりの頃、
たくさ〜んの人に来て欲しい。
はじめはそんな気持ちもありました。
でも、自然と、
アトリエは、自分のやりたいことをやろう。と、
目先ばかりではなく、
もっと先、ずーっと先をイメージして。
うまく、いかなくても、
自分のやりたいことをやってみること。
それは、
いつも、子どもたちの姿から、
教えてもらっていることです。
そんな中、8月の夏のイベントが近づいてきて、
どうなるかなと、
準備にも不安が...
中止もありかなと頭に過る。
でも、父からは、
イベントは何があってもやること。
(参加募集も済んでいたので)
信用をなくすことをしてはいけない。
自分でやりたいことをしてるなら、なおさら。
そんなことを言われ続けました。
そして、
父を亡くして、数日後、イベントを開催。
そこには、
アートを楽しむご家族の皆さまが。
きっと、
家族の時間を大切にできるイベントだから、
なにがあっても、開催できたのだと思います。
自分が成長できたかなと、感じるときは、
辛いとき、
苦しいとき、
どう過ごすか、過ごせたか。
そして、
辛い気持ちから徐々に、
柔らかい気持ちに変化して、
誰かに優しくなれたときなのだと思います。
うまくいってるときじゃない。
何か、成功させたときでもないんだな。
あれから一年、
8月、父の命日がきます。
お父さんありがとう。





