作っていただいたお昼は、
チルバサ(標高3,600 m)にある休憩所で食べます。
ここは、木が多く木陰がたくさん!
そこまで辿り着くと、先に到着した仲間が拍手で迎えてくれます。
私もチャイおにぎり
ジャガイモをいただきながら
次々に到着する仲間を拍手で迎えます
食べちゃったから写真はありません
美味しかったです。
ここでまた
想ったこと!感じたこと!
「何だか、山歩きって人生や生き方に似ているなぁ~」
そう想ったのは、
一人の空間や自分のペースで歩くことが
なんとも心地よく…
前の人も見えない!
後ろも誰も見えない!
この距離間が心地よく…
一人が嫌いじゃない自分には、
合っている気がしたのです。
あ~自分って、こうなんだぁ~
だから、私って一人なんだ
妙に納得
一生ひとりなのかぁ?(笑)
歩きながら 泣いたり 笑ったり
忙しいのです
こんなに自分と向き合う時間って、あったでしょうか?
次の日陰になったら少し休憩しょう!
そう想っていても
日陰なんてありません
日差しが強く暑いのですが、風も強いのです。
写真を撮るのに
片方の手袋を外すと飛ばされ
崖の下へ消えていきました…
あ~手袋でよかった
手袋が身代わり…
ふっと「太陽と風」の話を思い出しました。
風は、ビュービュー強く吹いて服を脱がそうと…
太陽は、ガンガン照らして…
そんな話だったよ〜な…
もう、頭の中は
次から次から出てくる!出てくる!湧いてくる…
けれど…
必死に歩いています!
今が全体のどの辺りを歩いているのか?
後どのくらい歩くのか…
まったく先も見えないのですが…
人間って、辛い時ほど頑張れるようにできているのでは…
神様は上手に創ってくださったのね~ 等など…
よ~く考えたら
高所恐怖症だったでしょう 私…
だったよねー!!!!!
そーに変わりないはず!!!!
明るいうちには着きますように…
など、心の中で手を合わす祈りが通じたのでしょうか…
前方から歩いてくる青年(長身で綺麗な顔立ちです!)
「 Slowly! Slowly ! After 2km 」と声をかけてくれたのです。
えぇ~後2kmなのぉ~
それでいいの~?
なんか拍子抜け…
親切な神様の遣いのような青年にお礼いって
「後2km」の連呼が始まります
「ゆっくり ゆっくり」と言われても…
その「後2km」の長いこと…
長いこと… なーがーーーい こと。
そして、
途中で休憩していた3人の仲間と合流して歩きます…
見えてきました!
目的地ボジバサです。
もうテントも張られています!
来ました!ここまで!来たのです…
歩けちゃったのです…
いや、
歩かせて頂いたのです…
自分の力などでは無いのです… 感動です
見えるテント目指し崖を下ります…
またまた
先に着いた皆の温かい拍手で感動です。
ありがとう\(^o^)/
標高3792(ボジバサ)無事に着いたよ~
この日からテント 生活の始まりです
つづく
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