年に1度、織姫（織女）と彦星（牽牛）が天の川を渡り出会える日として有名な『七夕』🎋
その起源は中国の星の神話に由来し、もともとは機織りや裁縫の上達を祈る行事だったのが、日本に入ってから、当時自由に思いを伝えることのできなかった女性が七夕を通して願い事をする風習になったそうで、物語の流れから、特に縁結びや恋愛成就といった願い事が多かったようです。
そこからどんどん発展していき、飾り1つ1つ、五色の短冊も色ごとで願いの意味が違うそうです。
そんな七夕をスピリチュアル的に見てみると、
3つの意味があるそうです。
🎋①自分の天命に気付く日
－織姫も彦星も、出会う前は各々自分のなすべきことをしっかり行っていました。それなのに、出会って恋に夢中になるるとそれぞれの仕事が疎かになり、織姫が機織りをしなくなったことで神様たちの着物はボロボロに、彦星が牛の世話をしなくなったために牛が痩せこけ病気になるように…。
それに怒った天帝が2人を天の川の両岸に引き離し、けれど離れ離れになったことで毎日泣き暮らす姿を哀れに思い「まじめに働くなら年に1度、7月7日の夜に会わせる」日となったお話は有名ですね。
その逸話の流れから、どんなことがあっても自分の使命や魂の成長の心を忘れず、人生でなすべきことに気付き成長していくのに良い日とされています。
🎋②陰と陽が統合する日
－織姫（陰）と彦星（陽）が年に1度出会うところから、
肉体の性別に関係なく、誰もが持っている女性性の「陰」、男性性の「陽」の気が統合する日と捉えられ、陰陽のエネルギーバランスを最適に統合する意識を向けると、より自分らしく生きられるきっかけになり日とされています。
🎋③恋愛運がアップする日
－織姫と彦星の年に1度再開できる日であるところから、恋愛運がアップする日と言われています。
更に、暦の上では「小暑（しょうしょ）」
7月7日から22日頃までを24節気での「小暑（しょうしょ）」と言い、このころから梅雨明けに入り、暑さが本格的になるともいわれています。暑さが本格的になる前に、自分の体調管理など整えていきたい時期ですね。
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