先日、銀河鉄道の父 を観ました。
宮沢賢治の人生と、その父の姿を描いた映画です。
映画を観終えたあとも、
ずっと心に残り続けていたのが、
賢治の詩「雨ニモマケズ」。
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだを持ち
欲はなく
決して瞋からず
いつも静かに笑っている。
そして、その中のこの一節。
「一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ」
人間らしい生き方とは何だろう。
そんな問いが、静かに心の中に残りました。
そして、
手作り味噌教室主催のミドリさんの言葉一つ一つが、
まるで賢治の詩と重なるように感じられました。
食のあり方。
人と人とのつながり。
助け合いながら生きるということ。
そこには、
競争でもなく、
効率でもなく、
ただ
人が人として生きる温度
がありました。
愛のエネルギーに満ちたその場所でいただく食事は、
体だけでなく、
心まで浄化されるようでした。
外に出ると、
暖かい空気の中に、ときどき冷たい風が混じる
気持ちのいい一日。
帰り道、車を走らせながら見えた
田舎の風景。
その景色を見た瞬間、
なぜか涙がぽろりとこぼれました。
ああ、
本物に触れるとは、こういうことなのかもしれない。
頭で理解するものではなく、
心や体が先に感じるもの。
今日出会ったこの場所は、
きっとこれからも
私にとって大切な場所になると思います。

