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先日のこちらの記事にコメントをくださったみなさま、どうもありがとうございましたニコニコ




コメント欄にもありましたが、YouTuberの影響で


「米国債は安心、安定、買い時!」と思っていらっしゃる方も多いのだろうなとダッシュ



債券は購入時に利回りが確定していて


満期まで保有すれば必ずお金が返って来るので、安全資産のように感じますよね。


しかも、今の米国債は4〜5%の金利となっているので


下手に株式で運用するよりも安全で買い時だと思う方も多いのではないかと思います。



米国債の取り引きがなぜ難しいのかというと


米国債の利回りはあくまでも「ドルベース」だからですコインたち



日本人が米国債の取り引きをする場合は


円をドルに換金してから債券を購入することになりますが


ドルへ換金するタイミングが今のような円安だった場合


満期が来た債券を円に換えたり、途中で債券を売却した時に円高になっていたら


為替差損で元本割れしてしまうこともあるのです泣



そのため、米国債の購入時には必ず損益分岐点を確認しておく必要があり


証券会社によっては、損益分岐点の為替を計算するためのツールが準備されています。


米国債に限らず、外貨建ての債券を購入する時には


必ず「金利」だけでなく「為替」も確認しておきましょうね凝視



もし、すでに米国債を購入している方で売却したいと考えていらっしゃる場合は


ドルのまま受け取って、さらに円安になるまで待つという選択肢もありますね。


160円以上になるかどうかは分かりませんが…



現在、米国はインフレ退治のために利上げしていて高金利となっていますが


インフレが落ち着いてきたため、今年の後半〜来年の初め頃には


利下げが開始されるのではないかと言われています札束



金利と債券価格はシーソーの関係にあるため、金利が下がれば債券価格は上がり


また、同時に為替は円安から円高方向へ進むことになります。


つまり、今すぐに米国債を購入した場合、近いうちに円高になる可能性が高く


債券は途中売却する場合の手数料が高いので


もし途中売却が必要になった場合は元本割れとなってしまう可能性もありますショボーン



債券が高金利だとしても為替の変動で利益が相殺されてしまうため


最終的な利回りは日本国債と差がなくなるとも言われており


外国債券は不要であると断言する専門家もいらっしゃいますもやもや



今の高金利のタイミングで債券投資で利益を出そうと考えた場合は


円高の頃にドル転した余裕資金がない場合は難しいということになります魂が抜ける



米国の利下げで債券価格が上がることを見越して取り引きをする場合は


米国債券の投資信託やETFを利用して為替ヘッジをかけるという方法もありますが


今年は米国の大統領選挙があるため、なかなか利下げもしにくい情勢となっており


いつまで待っても利下げされずに機会損失となってしまうかもしれませんし


ヘッジした債券に資金を回すのであれば、素直に米国株を買っておいた方が


最終的に利益を出せるかもという難しい判断を迫られることになります


米国はすでに景気後退の予兆が出ているので


いつ株価が暴落するか分かりませんけどね昇天



さて、みなさんはこの状況で米国株と米国債のどちらを買うのが正解だと思いますか?


私もいろいろと悩みながら試行錯誤していますが


最終的には「積み立て投資だけしとけばええやん」となる気がしています魂が抜ける





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