タイガーボティアの秘めたる力 | サルヴィンオオニオイガメ専科~淡水熱帯魚と共に~

タイガーボティアの秘めたる力

記事No.2768】                              
サリーさん(サルヴィンオオニオイガメ)飼育開始から5460日経過
180㎝×90㎝×60㎝水槽稼働から1231日経過  ~ブログ開始より3950日~

180×90×60㎝上部濾過水槽には、サリーさんの他に15匹の熱帯魚が住んでいますが、その中で唯一、アナバス科(キノボリウオ科)ではない魚がいます。

それはドジョウ科アユモドキ亜科に属する「タイガーボティア」。

この魚はドジョウの仲間だけに、我が家で唯一の「底棲魚」でもあります。

迎え入れたきっかけは、熱帯魚ショップでたまたま見かけたことによる半ば衝動買いでした。迎え入れた当初は7匹いたものの、当時、熱帯魚の中で強烈な強さを誇っていたサルビニーシクリッドにことごとく捕食され、現在の一匹はその生き残りです。


その後、サリーさんと混泳する熱帯魚たちをキノボリウオ科で統一したいという飼い主の願望により、一時期は捕獲作戦まで練られたものの、石の下を主な棲みかとし、敏捷性の高いこの魚の捕獲は、網では困難であり、かといって罠をしかけることも、サリーさんがいることにより現実的ではないということで、なかなか本格的な捕獲作戦始動までには至りませんでした。

そうこうしているうちに、私にはこの魚がこの水槽内にいることによる、あるメリットが頭に浮かんできました。

それは石の下や隙間を主な棲みかとするこの魚は、そこに溜まる砂や排泄物、残餌等を処理してくれており、それにより、水槽内に嫌気的なエリアができるのを防いでくれているのではないかと…。

以前から記事にしていますが、180×90×60㎝水槽は昨年の9月から底砂掃除をしていません。それでも魚が病気に陥ることもなく、良い状態を維持出来ているのは、このタイガーボティアの習性が一役買っているのではないかと思うわけです。


縁の下の力持ち…、いや、石の下の力持ち…かもしれないタイガーボティア。この魚の捕獲作戦は一時中止としたいと思います。

●タンクメイト一覧
レオパード クテノポマ   3匹: H27.8~、H28.6~,H29.8~
・クテノポマ キングスレイ   3匹:H27.8~、H27.9~
タイガーボティア 1匹:H28.1~
キノボリウオ 3匹 H28.10
・クテノポマ オケラータム 5匹 H28.11~、H29.4~
計15

●サリーさんと熱帯魚の最長混泳記録
1位  レオパードクテノポマ、クテノポマキングスレイ  26ヶ月
2位 グラミー 20ヶ月
3メチニス 18ヶ月

●10月9日10時PM:亀部屋(4畳)室温27.6度、水温29.3度(サーキュレーター停止中)
180㎝×90㎝×60㎝水槽換水記録:712回(毎日100㍑換水中)



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サルヴィンオオニオイガメ+熱帯魚動画集
※息子の動画その他もあり(^^;
我が家の飼育環境
2016年1月現在の飼育環境をまとめてあります。
大型水槽導入までの軌跡【全61回】
家の新築の際に作ることになった、亀の飼育部屋、亀仕様の180㎝×90㎝×60㎝水槽の構想から実現までの1年4ヶ月を綴った記録です。