【写真講座】ボケてる写真がプロっぽく見える罠 | クラゴン親方のRacing Blog

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意味なくレーシングな日々をアレしていきます

何の意味もなく写真の話です。

 

ピントが合う範囲の続き。

 

 

こういう背景ボケボケの写真ってプロっぽく見えるじゃないですか。

 

実は反対なんですよね。

 

もちろん演出として狙ってボケさせることはあるので、そういうのは別です。

 

なぜボケボケ写真はアレかというと、つまり背景の整理ができていないから。

 

主役を目立たせる手法として、主役以外はボケボケの写真ってとてもお手軽なんですよ。なぜなら汚い背景でもボケてくれるから。

 

背景ボケボケならその場所で撮る意味はないわけで、つまりロケーションに関して手を抜いている状態。例えばモデルさんの撮影とかそうなりやすいです。オレもややりがち(笑)。

 

基本的に高い機材じゃないとボケないから、プロが撮ってる雰囲気にはなるんだけど、本当にうまい人はボケボケ写真だけではないです。背景カッチリ写っていてもうまい。

 

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うまい写真、ではなくて背景が写ってる方がいい写真。

 

ネチコヤンなんて全世界どこでもネチコヤンなんだから、わざわざ撮りに逝くなら主役はむしろ背景。コレで背景ボケボケなら逝く意味ないべ。

 

で、背景が写ると、今度は構図の話になるわけですよ。

 

つまりボケボケ写真は構図をサボれるから、素人が撮りがちがなラクチン写真なのです。

 

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飛行機はだいたい背景空だから、背景のボケを気にしないで撮れるともいえます。

 

その意味では初心者向け。本当にうまい人は飛行機でも背景をキメる。

 

 

背景がきちゃないからボケで逃げたパターン(笑)。

 

ボケはこういう使い方もあります。カールツァイスの50mm F1.4で撮った気がする。

 

こういう光学レンズのふわっとした描写は、スマホカメラのボケ加工では出せない味だから、そういうレンズ持ってたらやっぱり撮りたいですよね。オレもそう。

 

結論:好きに撮れ

 

そういうことで。