レーシングドライバーの中の人の話 71 | クラゴン親方のRacing Blog

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意味なくレーシングな日々をアレしていきます

ドライビングの本質を解き明かす手段として肝要、まさにカンジンカナメなのが、再現性です。


ここでは勝手に「実証的再現性」とでもアレしておきましょうか。


科学的再現性というにはちょっとアレなので。


いつ、どこで、誰がやっても同じ結果が出ると、科学的なアレだとある程度認定できるそうです。ドライビングはそこまではいかないので、科学的とは言えない。


ではどうすればいいかというと、常に変態的なハイパフォーマンスのドライビングを続け、積み重ねていくことです。


ハイパフォーマンスな状態を実証的に積み重ねていけば、何らかの共通点が見つかります。


共通点を抽出していけば、「すごいドライビング」の構成あるいは構造が見える。ドライビングとしてのハイパフォーマンスの中身が見えるようということにはなりませんかね。




同時に実証実験の場所は、最も本質的でなければなりません。


あまり本質的でない、限られたドライビングが通用する場所ではダメです。限られた条件で検証しても、まさに限定的なアレでしかない可能性があります。そして限定的なことに気付かない。


プロの経験がみなさんの役に立たない場合があるのは、まさに限られた条件で能力を発揮するように訓練されてるのが前提だからです。例えば特定のレーシングカーでしか通用しないドライビングとか。経験ベースでやってる人は、あまり検証をしないということもあります。


ニュルはまさに本質的なドライビングしか通用しない場所だから。具体力で攻めるには規模が大きすぎるし、環境が不安定すぎる。その人の持つドライビング能力そのものがアレします。


そのニュルブルクリンクで、しかもほとんど毎回違うマシンで、現地チームが人類ポカン計画になってしまうほどのハイパフォーマンスを発揮し続ければ、それは実証的に再現出来ているといえるでしょう。


そこから共通点をアレして、具体的なドライビングにアレするのは、いともたやすいことです。オレにはね。ふふふ。


というのがクラゴン部屋ですので、他と違うのは当然のアレです。レーシングドライバーの経験ベースではなくて、ドライビング研究ベースのアレです。そもそもやってることが違う。


だからレースの結果とか言ってる場合じゃねーんですよ。


オレは研究に忙しい(笑)。


誰より速いとか遅いとか、そんなレベルの低いことをやってるヒマはないです。もうホントにどーでもいい。こっちはドライビングの本質に迫るかどうかのアレでやってますので。


ニュル行きの目的は、クラゴン部屋のドライビングの効果を実証しつつ、新しいドライビングを探査すること。ドライビング実証探査親方です。