みかづきくらげのカデンツァ 夏目恭宏のブログ

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ピアノ、音楽、音楽教育等に関する個人的見解を気の向くままに書いています。

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ピアノの話、音楽の話、日常の戯言もちらほらと…

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すっかりご無沙汰してしまっております。


街中にはクリスマスソングが流れ、師走年越しの準備にと、何かと急き立てられる時期ではございますが、ピアノに向かい、ゆったり、ひっそりとクリスマスに思いを馳せるのも悪くありません。


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今日はクリスマス・イヴ🎄


誰もいない市街地は静まり返り、午前0時を過ぎると幼子イエスのオブジェがどこからともなくやってきて飾られる。


そんな東欧の静かな静かなクリスマスを思い起こさせてくれるヤナーチェクの小品


♫主キリストはお生まれになった




たった16小節の小さな曲ですが、開放されたペダルに溶ける優しい音の数々は、生まれたばかりのイエスを見守る聖母マリア様の眼差しのようです。


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安らかな気持ちになったところで「星に願いを」斎藤雅広氏による編曲。


これ素晴らしいんです!転調に次ぐ転調で覚えるのが大変ですが、なんとピアノが美しく響くことでしょう😊




皆さま、よいクリスマスをお過ごし下さい。




夏目恭宏


夏休みが終わり、多くの小中学校では運動会が目前にせまってきていますね。


運動会を盛り上げるクラシック音楽の数々、皆様は何を思い浮かべますでしょうか。


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併用曲集等に入っているクシコスポストをピアノで弾いてみたことのある方もきっといらっしゃることでしょう。


僕が持っていた曲集にはトランペット吹きの休日、カバレフスキーの道化師のギャロップなども収録されていました。当時、子供ながらにトランペットの折り重なる同音の連続をどうやってピアノで再現しようかと試行錯誤したものです。


本格嗜好の方には、リストの編曲でウィリアム・テルや、ジョルジュ・シフラの作ったトリッチ・トラッチ・ポルカのパラフレーズ、若きホロヴィッツが腕の限りを尽くした星条旗よ永遠なれ、なども。。シフラの作品に至っては本人がコメントで「反射神経を鍛えるのに最適」とか言っちゃってる程、完全なる体育会系のそれ。


そして運動会といえばこの曲、オッフェンバックのカンカンこと天国と地獄😵



勢だけで乗り切る2回目の様子です笑


この時ムスメはまだ妻のお腹の中だったんですね。あーあ、こんなことしてたからか、今日も元気いっぱいわめき散らしております。


さあ皆んな、よい運動会を!!








連日30度越えの猛暑でございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


セヴラックの作品に「日向で水浴びする女たち」という素晴らしいピアノ曲がございます。


暑い日にはこれを練習しながら涼をとろうではありませんか。先ずはイメトレから。キラキラと光り輝く水しぶき、陽の光、時折吹き抜ける風、水着姿の女性達、むふふ。えへへ。


セヴラックといえばセルダーニャ(という組曲みたいなのがある)の中の「祭り」が好きで昔はよく弾いていました。今日は仕事が終わったら地域の夏祭り🎇に直行でございますから、午後のレッスンは甚平でやんベイ。


夏祭りといったら花火。先週は花火大会が各地で盛り上がりを見せました。うちからの最寄りは戸田橋&板橋。


ドビュッシーの「花火」の冒頭は線香花火でしょうか。もぞもぞとした細やかな音型に時折チカッとスタッートで火薬がはじける様はまことに風流。あちらこちらで打ち上げ花火もはじまり、遠くの方からラ・マルセイエーズの一節が。あ、ここはエッフェル塔だったのか。



花火は楽しいけれども蚊にさされるのは勘弁。蚊はポーランド語でkomar、コマル、困る。


街路灯に集まる蛾は嫌われ者だけれど、ラヴェルの「蛾」は皆さんとても美しく演奏なさる。そんな虫達は、スクリャービンに言わせれば、太陽の接吻なのだそう。スクリャービンのソナタ10番は「昆虫のソナタ」



雲行きが怪しくなってきたところで、最後に、夏風のようにさわやかなショパンのマズルカでもお聴きください。


風にそよぐ稲穂を思わせる冒頭に続き、時折顔を出すリディア旋法が異国情緒を醸し出します。