みなさんこんにちは、くらげです。
この週末は、ご依頼承っていた
出生図メールリーディングに取り掛かっていました。
メールリーディングはかなり時間がかかります。
というのも、出生図の基本情報を精査するところ
までは対面やオンラインセッションと
同じなのですが
そこから先の作業が大きく違います。
対面やオンラインセッションは
その場でお客様のお話をうかがっていると
自然に出生図が示している
実体験に基づく意味が見えてきます。
それに対してメールリーディングは、
事前に相談内容シートは
書いていただくものの
お客様との会話のやり取りなしで
私の中に浮かび上がってきたお客様像だけで
文章にしていきます。
その作業は、まるで神話を書くことに
似ているんじゃないかと、ふと思うことがあります。
実在かどうか分からないけれど、確かにそれは
お客様を形作っている原理から
引き出してきた情報である。
お客様の実感にぴったり沿っていることもあれば
これは私なの?と思う自分像もきっと
書き込まれていると思います。
パラレルワールドの自分と言ってもいいかもしれない。
結局、出生図を目の当たりにするということは
自分について考えるスタートラインに立つことだと
思っています。
あたっている、あたっていないで終われるような
浅いものではなく
そこから「わたし」を構成する深い不思議な森に
足を踏み入れること。
色んな占術や手法や哲学、学問を用いて
様々な角度、階層から自分を見ると
世界はより立体的に感じられるのでは
ないでしょうか。
そういう意味では、メールリーディングの意義も
あるなあと思っています。
読んでいただいた後に、必ずひとりで
考える時間があるからです。
現代の古事記編纂みたいな感じが
私はしているのですが、
そんな風に思っているのは私だけかも笑
現在お待ちいただいている方を鑑定中ですので
まだご予約受付休止中だけど
細々と続けていけたらいいな、と思います。