本日のテーマ
【孤独とは何かを考える】
よくこんなことが言われます。
「人は誰もが孤独である」
この言葉の通りに、人は誰でも孤独を感じたことがあるのではないでしょうか。
人に理解されなかった…
周囲について行けなくなった…
苦しみ悩んでいる…
事が思うように進まない…
自信をなくした…
人との別れ…
病気になった…
迷っている…
こんな時は、
「人間は所詮一人なんだ」
と思ってしまいます。
孤独とは、一体何でしょう?
孤独とは、ひとりぼっちという意味なのでしょうか?
アメリカの小説家のアン・シャノン・モンローは孤独について、次のように述べています。
「孤独とは、港を離れ、海を漂うような寂しさではない。本当の自己を知り、この美しい地球上に存在している間に、自分たちが何をしようとしているのか、どこに向かおうとしているのかを知るためのよい機会なのだ」
アン・シャノン・モンローによれば、孤独とは、
「一人ぼっちという意味より自分というものを知らないこと」
になるようです。
考えてみれば、確かにそうかもしれません。
自分を知らなければ、自分自身を信じることもできません。
孤独を感じる時は、自分が「何のために何をするか、どこに向かうか」を持っていないことが原因かもしれません。
そう思うのは、もし、それらをしっかりと持っていたとしたら、孤独にはならないはずです。
それは、自分が自分を信じられ、自分が支えになるからです。
わたしはこのことから、こう思うのです。
「孤独とは、孤独になったことの原因を考える時間かもしれない…」
■ナンセンの言葉…
「人生における第一の大事は自己を発見することであり、そのためには諸君は孤独と沈思をときどき必要とする」