本日のテーマ
【子ども心を忘れずに人生を歩みたい】
子どもの心は、純粋無垢で何の色にも染まっていないといいます。
何も知らない子どもは、教育や育つ環境によって影響を受けながら育っていきます。
そうしてだんだん大きくになるにつれ様々な体験、経験をしながら子ども心も変化していきます。
そして、社会に出て、社会の波に揉まれ、いつの日か大人の色に染められ、子ども心を失ってしまうのでしょう。
子どもは正直で素直な表現をすることがあります。
そこにはテクニックや気づかいなどはありません。
大人になると、ついつい先のことや相手のこと、体裁を考えてしまい、大人なりの対応になってしまいます。
そんなシガラミが子どものような素直さを消し去ってしまうのかもしれません。
しかし、わたしは大人になった今でも子どもの純粋さを大切にしたいと思っています。
子どもは好奇心旺盛で遊び好きです。
子どもたちを観ていると、何をやるのも遊び感覚で、何にでも一所懸命に取り組みます。
だから楽しいのでしょう。
やりたい事、好きな事に対し正直に捉え、一所懸命に取り組む、そんなことが子どもはできるのですね。
大人になるとできなくなってしまう事です。
そんな子ども心ですが、大人になっても、時として「素直に捉え、取り組むこと」が必要だと思うのです。
そう思うのは、ビジネスで成功した人たちの中にも、この“子ども心”を持っている人がたくさんいたからです。
そんな子ども心を持っているのがこんな人たちです。
★ウォルト・ディズニーは、
幼いころから絵を描くことやアートに大変興味を持っていて動物や自然の絵を描いていました。
★宮沢賢治は、
子どものような心でファンタジーを作り出しました。
★元大リーグのイチローは、
子どものころからの純粋な気持ちで野球を続けてきました。
■アメリカにおける成功哲学の元祖的存在オリソン・マーデンの言葉です。
「私は今まで何百人という成功者に『あなたが成功した秘訣は何ですか?』とインタビューをした。すると、ほとんどの成功者は子どもの頃のことや両親の話をしながら、自分の生い立ちについて語る。それは自分がどんな人間で、なぜそのような目標を持ったかという目標のルーツを話すのです」
子どもころに描いた事、感じた事がキッカケになりビジネスの成功へとつながったのです。
人は子どもの頃に、人生の大切なヒントのようなものをすでに授かっているのかもしれません。
子どもの頃に、
憧れたこと…
興味を持ったこと…
感動したこと…
もしかしたらそこに人生や仕事、やり方、生き方のヒントがあるのかもしれません。
一度、子どもの頃を思い出してみると、これからの人生のヒントが潜んでいるかもしれません……。