本日のテーマ

【絶望の時にわたしを救った考え方】

 

 

人生では、もうダメだ!と絶望することがあります。

 

絶望というのは、
 希望を失うこと…
 全く期待できなくなること…


 

絶望した人や、苦難の渦中にいる人たちから相談を受けることがあります。
「今を乗り越えるためにどうしたらいいのか……」

 

そんな時、わたしが苦難を乗り越えた経験からの考え方をお話します。

絶望の時とは、
先のことなど考えられない、まして希望など持てない状態で、毎日毎日が辛く、

 どうしていいのかわからない…
 自責の念…

こんな思いが、どんどん自分を追い込んでいきます。

 

わたしの人生では、このような状態に陥ったことが幾度もありました。
その度に自分に言い聞かせたことがありました。

 

「先のことは分からない、だから先のことは考えず、今日一日を生き抜こう!」

 

そして次の日にはまた、
「今日一日を生き抜こう」

 

この繰り返しをしてきました。
この言葉は、いつまで頑張ればいいのかということをしっかり自覚させます。
今日一日”頑張ればいいのです。
その当時のわたしは、今まで頑張って、頑張ってきて、もう頑張ることに疲れていました。
そんな自分にできることは何か、ということを考えました。

そして思い浮かんだのが、「今日一日」だったのです。
これならできるかもしれない、そう思い実践してみましたが、
「先のことを考えられないが、今日一日のことなら何とかなる」
と分りました。


その繰り返しで一日一日を乗り切ってきました。
しばらく続けると、いつの間にか長い暗闇のトンネルの出口が見えはじめてくるのです。
苦しい時こそ、辛い時こそ、小さく進むことが大事だと気づくのでした。