NOAH『THE NEW YEAR 2024』2024.1.2 有明アリーナ | モッチーのプロレス馬鹿日和

モッチーのプロレス馬鹿日和

東北のプロレス熱を、全国へ発信!

あけましておめでとうございます!!
あけまして有明アリーナ!!
プロレスリング・ノア新春一発目のビッグマッチ、
今年はノアの聖地、有明での開催となりました!



ダークマッチ(1) 15分1本勝負

小澤大嗣 vs 大和田侑

2024年闘い始めはノア屈指の生え抜き若手対決!大きさを生かす小澤選手の猛攻に屈せず、電光石火のレッグロールで大和田選手、待望の初勝利!

○大和田侑

(5分24秒 ジャパニーズレッグロールクラッチホールド)

●小澤大嗣




ダークマッチ(2) 15分1本勝負

モハメド ヨネ

小峠篤司

スペル・クレイジー

TERRY YAKI

vs

齋藤彰俊

大原はじめ

Hi69

藤村加偉

続いては8人タッグマッチは、小峠選手が藤村選手からムーンサルトで勝利し、良いスタートダッシュを切りました!

○小峠篤司

(7分22秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)

藤村加偉




第1試合 60分1本勝負

GHCジュニアヘビー級

タッグ選手権3WAYマッチ

〈第58代王者組〉

ドラゴン・ベイン

アルファ・ウルフ

※2度目の防衛戦

vs

〈挑戦者組〉

YO-HEY

タダスケ

vs

〈挑戦者組〉

ニンジャ・マック

アレハンドロ

ここからは本戦です!ジュニアタッグのスペシャリストが揃った3WAY、目まぐるしくスピーディに入れ替わる闘い模様。
ニンジャスペシャルも決まりましたが、YO-HEY選手が丸めて王座奪取!と、思いましたが、残った両チームによる要望で、決着戦へ。タダスケ選手の暴れっぷりを受けて、華麗なドロップキックも持ち味のYO-HEY選手がコーナーからのミサイルキック!

○YO-HEY

(3分36秒 ミサイルキック→片エビ固め)

●アルファ・ウルフ

※敗退順

〇YO-HEY (8分48秒 十字固め) ニンジャ・マック●

※ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフ組vsYO-HEY&タダスケ組で再試合

立て続けに勝ちを挙げて、文句無しの王座戴冠!




第2試合 30分1本勝負

“International Sensation”

ジェイク・リー

ジャック・モリス

アンソニー・グリーン

vs

イホ•⁠デ⁠•⁠ドクトル•⁠ワグナーJr. 

ヴィニ―・マッサーロ

タイタス・アレクサンダー

タイトル通り、国際色豊かな6人タッグ。MONDAY MAGICで活躍したマッサーロ選手とアレクサンダー選手が会場を湧かせますが、最後はアンソニー選手が盤石のアシストを受けて勝利。

○アンソニー・グリーン

(9分44秒 M83→片エビ固め)

●ヴィニ―・マッサーロ

試合後はジャック選手とアレクサンダー選手が睨み合い。2024年のタイトル戦線も早速動き始めました!




第3試合 30分1本勝負

“NOAH vs NJPW”

マサ北宮 vs 石井智宏

待ってました!この闘いを!昨年の対抗戦から一気に火が着いた両者の、待望のシングルマッチ!!
監獄固めで一気に仕留めにかかる北宮選手!
この二人の対決となれば…やはり武骨!!
This is プロレス!
骨身を削る、ぶつかり合い!意地の張り合い!
ゴツゴツと火花を散らす闘い!互いの必殺技も繰り出し、それを共にカウント1で返す!
ヘッドバットで北宮選手の額が割れる!鬼の形相に石井選手も頭から突っ込んでいく!
そしてスライディングラリアットから、垂直落下式ブレーンバスター!!!

○石井智宏

(15分4秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)

●マサ北宮

これだ!こんな闘いを待っていたんだ!

素晴らしい“プロレス”に万雷の歓声でした!




第4試合 30分1本勝負

“NOAH vs NJPW”

潮崎豪 vs 小島聡

続いては豪腕vs剛腕!!サイバーフェスのメインも努めた両者。こちらもスタイルが似ています。
コーナーでのマシンガンチョップ合戦に、小島選手はエプロン疑惑、断崖式DDTも繰り出した!
ラリアットの相打ち!!!小島選手が押し勝った?
負けじと潮崎選手も叩き込んでいく!!!
そして最後は渾身の“豪腕”ラリアット!!!!!

○潮崎豪

(13分56秒 豪腕ラリアット→片エビ固め)

●小島聡

試合後、潮崎選手が選手を呼び込む!小峠選手、Hi69選手、齋藤選手、ヨネ選手と共に、“TEAM NOAH”の結成を宣言!!これはどういった立ち位置になるのか注目です!




第5試合 30分1本勝負

“愚零闘咲夜降臨”

愚零闘咲夜 野崎渚

vs

梅咲遥 高瀬みゆき

MONDAY MAGICに出現したグレート・ムタの娘“愚零闘咲夜(サクヤ)”が遂にそのベールを脱ぐ!
ビジュアルが整っていたので良いですね。
パートナーの野崎選手、相手は“ルミナス”の梅咲選手と高瀬選手です!
ラフ攻撃に華麗さをブレンドしたのはムタ譲りか。怒りの椅子攻撃を毒霧で追撃!しかし止めに入ったレフェリーも突き飛ばして反則裁定!!

○梅崎遥

(13分46秒 反則)

●愚零闘咲夜

試合後に二人まとめてムーンサルトプレスを決めた咲夜選手。次に出没するのはいつなのか??




第6試合 30分1本勝負

佐々木憂流迦

プロレスデビュー戦

“Road to PRO WRESTLER”

杉浦貴 vs 佐々木憂流迦

MMAファイターの佐々木憂流迦選手が転身!
エルボーを打ち込んでいきます!
場外戦に、雪崩式ブレーンバスター、そして逆エビ固めと、プロレスの洗礼を浴びますが、プッシュアップしてロープブレイク!
劣勢の憂流迦選手が繰り出したのは、なんとフランケンシュタイナー!さらにスリーパーホールドで決めにかかりますが、
杉浦選手の壁は当然分厚く、ジャーマンからのオリンピック予選スラム!!!

○杉浦貴

(11分2秒 オリンピック予選スラム→片エビ固め)

●佐々木憂流迦

杉浦選手は憂流迦選手とガッチリ握手。今度はタッグ結成か!?




第7試合 45分1本勝負

“WRESTLING SYMPHONY”

ザック・セイバーJr.

小川良成

vs

棚橋弘至

HAYATA

意外と相性いい!?ノーフィアードロップから…まさかのエアギター共演!?
小川選手とザック選手の連携は流石のもの。20年ぶりとなるマッチアップも実現しました!
棚橋選手とザック選手は新日本1.4東京ドームでも激突します!
スリングブレイドの共演も!HAYATA選手に伝承。
しかし最後はザック選手の脚関節地獄!!

○ザック・セイバーJr.

(17分36秒 オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス)

●HAYATA

阿吽の呼吸。素晴らしい師弟関係です!



第8試合 60分1本勝負

GHCジュニアヘビー級

選手権試合

〈第54代王者〉

ダガ

※2度目の防衛戦

vs

〈挑戦者〉

Eita

最強の王者に、挑むEita選手。昨日の友は、今日の敵!Imperial Unoも決まり、チャンスを作りますが!
ラフも交えた王者の猛攻が凄い!強烈なスーパーキックも決まり、
ディアブロウイングスで突き刺した!!!

○ダガ

(13分0秒 ディアブロウイングス→片エビ固め)

●Eita

※第54代王者が2度目の防衛に成功

今後ダガ選手を倒す挑戦者は現れるのか!?



第9試合 時間無制限1本勝負

6vs6イリミネーションマッチ

“NOAH & NJPW

vs HOUSE OF TORTURE”

清宮海斗 海野翔太

大岩陵平 稲葉大樹

近藤修司 宮脇純太

vs

EVIL 成田蓮

高橋裕二郎 SHO

金丸義信 ディック東郷

混沌必死の闘い!反則介入何でもありでリングを占拠するH.O.T。まずSHO選手が宮脇選手を沈める。
近藤選手が活躍しますが、痛恨の誤爆で脱落、稲葉選手もウイスキー攻撃から脱落!
海野選手が、金丸選手を落とし、デスライダーで東郷選手を葬る!しかし因縁の成田選手が、場外に道連れで同時脱落。
大岩選手も健闘虚しく脱落、2対1の状況から裕二郎選手を丸め込み、残ったのは清宮選手とEVIL選手。目には目を、歯には歯を。ロープを蹴っての急所から、断崖式シャイニングウィザード!!

○清宮海斗

(26分14秒

オーバー・ザ・トップロープ)

●EVIL

※退場順

①宮脇純太 (〇SHO 4分14秒 ショックアロー→体固め)

②SHO (〇近藤修司 11分45秒 OTR)

③近藤修司 (〇金丸義信 12分45秒 OTR)

④稲葉大樹 (〇金丸義信 13分38秒 OTR)

⑤金丸義信 (〇海野翔太 14分45秒 OTR)

⑥ディック東郷 (〇海野翔太 16分30秒 デスライダー→片エビ固め)

⑦海野翔太、成田蓮 (17分50秒 OTR)

⑧大岩陵平 (〇高橋裕二郎 20分40秒 OTR)

⑨高橋裕二郎 (〇清宮海斗 22分05秒 スクールボーイ)

⑩EVIL (〇清宮海斗 26分14秒 OTR)

試合は清宮選手の一人残り勝ち!このまま新日ドームにも殴り込みます!




さぁ魅せようぜ、現在進行系・GHCの闘いを。

第10試合 60分1本勝負

GHCヘビー級選手権試合

〈第43代王者〉

拳王

※初防衛戦

vs

〈挑戦者〉

征矢学

信念を持つ者同士の闘い。緊張感のある滑り出しから、打撃の打ち合いへ。
徐々にギアが上がり始めた頃…征矢選手のドラゴンロケットが火を吹く!!
そしてデスバレーボム!!
拳王選手も、征矢選手の動きを読んで応戦していきます。
征矢選手はドラゴンスクリュー!師匠の技をどんどん繰り出していく!
互いに意地の張り合い。弾道を、受けて立つ。それでもまだ打ち込んでいく!
そしてドラゴンスリーパーへ移行!拳王選手も切り返して、拳王スペシャルに入りますが、ここは征矢選手がロープに届きます。
征矢選手の猛攻は止まらない!雪崩式デスバレーボム!
さらに渾身の弾道!!!…これでも決まらない!!
しかし拳王選手のタフネスも凄い。鋭い蹴りが首元を襲う。
そしてPFS!!これでも決まらないと…!!
奥の手、炎輪を繰り出した!!
さらにダメ押しのハイキックから、再び拳王スペシャルに入り、遂に征矢選手からタップを奪いました!!

○拳王

(28分36秒 拳王スペシャル)

●征矢学

※第43代王者が初防衛に成功

こちらも素晴らしい試合!これぞGHC。
そして試合後には潮崎選手が次期挑戦者に名乗り。「アイアム、ノア」の称号も懸けて闘うことに!



過去に2度流れてしまった、幻のカードが2024年、遂に実現。丸藤正道vs飯伏幸太。
この闘いのタイトルは“DESTINY”。

2005年東京ドーム、

三沢光晴vs川田利明と同じです!

第11試合 時間無制限1本勝負

スペシャルシングルマッチ

“DESTINY 2024”

丸藤正道

vs

飯伏幸太

入場時のスモークがリングにかかり、幻想的でした。張り詰めた空気を切り裂く逆水平チョップ。
エプロン際の攻防、スワンダイブ式ジャーマンを狙った飯伏選手ですが、切り返した丸藤選手が断崖式エメラルドフロウジョン!!大ダメージを負いますが、バミューダトライアングルで反撃。
互いに全盛期は過ぎたかもしれない。しかしキャリアを重ねた今だからこそ出せる奥深さがある。
サイレントウィスパーから、怒りの導火線に火が着いた飯伏選手は、ブーイングお構いなしの張り手にグーパンチ!
レフェリーを踏み台にした虎王、一度捕まえて落とされた不知火を、意地でも決めていく!
すると飯伏選手は雪崩式カミゴェ!!?!そしてシットダウン式パワーボム。

返した丸藤選手、パーフェクトキーロックも逃れると、各種虎王から…
タイガーフロウジョン!!これも決まらず、ポールシフトを狙いますが…、
これを逃さなかった飯伏選手が、逆転のカミゴェ!
さらに後頭部へのカミゴェ、ニーパットを外してのカミゴェと立て続けに決め、決着。

○飯伏幸太

(33分26秒 カミゴェ→体固め)

●丸藤正道

飯伏選手、途中両足首を負傷するアクシデントもあったみたいですが…正直コンディションの悪さが目立ってしまった試合でした!闘い抜いた姿勢は素晴らしいものでしたが、物議を醸す試合でしたね。

試合後はジェイク選手、清宮選手がリングに上がり、時代の変化をアピールしました。これからのノアを引っ張る新世代の主張。拳王選手のみならず、多くの選手が声を上げるのは良いことです!


試合順でも賛否両論だった今大会でしたが、それぞれのメインイベントがあっていいと思います。そして選手の想いが、大きなエネルギーを生み出します。


時代の変化、新たな闘いの幕開けです!

今年もよろしくお願い致します!

プロレスリング・ノア 1.2有明大会の模様をお届けしました!