みちのくプロレス『2022年東京大会Vol.1 ~言行一致~』2022.7.1 後楽園ホール | モッチーのプロレス馬鹿日和

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みちのくプロレス東京大会!
聖地・後楽園ホールにやってまいりました。
何と言っても今回は、
フジタ“Jr”ハヤト選手の約5年ぶりとなる本格復帰戦!

本格復帰…と言っても、
やはり体調を考慮しての参戦となりそうです。
とはいえ、復帰戦がメインイベントのタイトルマッチ!
実にハヤト選手らしい挑戦。

東北を盛り上げてきた、みちのくプロレスの
エース同士による時空を超えた対決が遂に実現します!











第1試合 15分1本勝負

ラッセ

vs

山谷林檎🍎


オープニングを飾るのは、

後楽園ホール初試合となる山谷林檎🍎選手!

対するはラッセ選手の、

リンゴvsねぶた“青森”マスクマン対決!!


待望の生え抜きデビューに、拍手で迎える後楽園!

しっかりと逆エビを決め、力を誇示する!
叩きのめされて、這い上がるのがプロレス!

○ラッセ

(7分38秒 逆エビ固め)

●山谷林檎🍎












メイジャーンプ!!
続いては我闘雲舞(ガトームーヴ)さんによる提供試合です!
みちのくプロレス東京大会では定番になりつつあります!

第2試合 20分1本勝負

我闘雲舞提供試合

駿河メイ

小石川チエ

vs

水森由菜

沙也加


えげつないボーアンドアロー!

水森選手はパワーが違う!?

小石川選手のキレイなドロップキック!

沙也加選手もサブミッションで追い込むも、

駿河選手が華麗に丸め込み技あり勝利!!

○駿河メイ

(10分53秒 外道クラッチ)

●沙也加

素晴らしいメンバーを揃えていただき、ありがとうございました!












第3試合 30分1本勝負

新崎人生

卍丸

vs

GAINA

のはしたろう

いきなりヘビーなぶつかり合い!新崎選手と卍丸選手という異空間な二人に対するは友達タッグ!

拝み渡りも決まる!ありがたや。

GAINA選手の強烈なラリアット!!

新崎選手のドロップキックが決まる!!

おんぶプレスは卍丸選手が追撃し、自爆!!

グッバイ・マイフレンドも豪快に自爆!!

追撃の人生式グッバイ・マイフレンド(合理的)

散々なトドメはSTF!!

○卍丸

(11分39秒 STF)

●のはしたろう


意外と阿吽の呼吸な二人でした!













ムーの太陽、何度目かのお家騒動!

みちのくのリングに乗り込んできたのはナント!

伝説の“極悪同盟”!!


プリティ太田選手らが立ち上げた
令和のミゼットプロレス団体
「椿ReINGz(つばきリングス)」
そこで激突したダンプ松本選手とサスケ選手&太田選手が、リベンジを込めた再激突となりました。

第4試合 30分1本勝負

ザ・グレート・サスケ

ウルトラマンロビン

プリティ太田

vs

バラモンシュウ

バラモンケイ

ダンプ松本

with ZAP


何でか脆いぞロビン選手!!
ご兄弟「熱中症じゃねーのか!?」

ダンプ松本選手が大暴れ!!

ご兄弟がボーリング!!

さらに今回は連発!!顔面!!!

どちらもストラーイク!!!

キャリーケースに突き刺さる!!

標識がモロに当たる!!

そして竹刀攻撃が炸裂!!!

一斗缶もガツーン!!!

被せて挟み撃ち!!!

トドメのボディプレス!!!


○ダンプ松本

(11分5秒 ボディプレス)

●ザ・グレート・サスケ


素晴らしすぎますぞ!かっこよい!!!

まだまだ健在です!!












5月の岩手・滝沢大会にて、新世代軍に加入した

大日本プロレス、橋本和樹選手!

新世代軍としての初陣が後楽園で実現!


毎年後楽園で衣替えするヤッペーマンズ!
コンセプトが分からん…!助けてくれ!!

第5試合 30分1本勝負

郡司歩

川村興史

大瀬良泰貴

橋本和樹 (大日本プロレス)

vs

日向寺塁

Ken45°

ヤッペーマン1号

ヤッペーマン2号


世代闘争in後楽園!!

当然、目まぐるしく入れ替わります!

逆さ吊りからの顔面スライディングキック!エグすぎる。

和樹選手の顔面ウォッシュ!重みのある蹴りも武器です!!

オーセラとコウジのトペ・コンヒーロ&ラ・ケブラーダ!!会場が大きく沸きます!(拍手で)

いつもより旋回を加えてのブルーサンダー!!
新世代軍がチャンスを作りますが…!

入れ替わる攻防の中、最後はKen選手のBARONESSが突き刺さる!!


○Ken45°

(12分7秒 BARONESS→エビ固め)

●大瀬良泰貴


現行世代軍鉄壁の牙城!
メインの試合を後押しする流れとなりました!
そしていよいよ、運命のメインイベントを迎えます…!











新時代のみちのくを背負い、
「九龍」「BAD BOY」を牽引してきた
フジタ“Jr”ハヤト選手。
拳王選手とのライバル対決や、
新日本プロレス、ZERO1のリングでも活躍。
しかし2017年、膝の負傷による欠場中、
脊髄に癌が見つかり、闘病生活となりました。

5年にも及ぶ地獄の闘病生活とリハビリを乗り越え、
約束通り、プロレスラーの姿でリングに帰ってきました…!

かつて自分を変えようと「BAD BOY」入りを直訴した
佐々木大地選手は、紆余曲折を経て
時にはハヤト選手の隣で、対角線で、
鍛え上げられてきました。

ハヤト選手がいない間も、メキシコで修行を積み
MUSASHI選手として凱旋帰国。
王座を奪取すると、新世代の旗手として
みちのくのエースに君臨しています。

違う時期に、それぞれのスタイルで
みちのくプロレスを牽引してきた二人。
様々な想いを胸に秘め
5年間の空白を破り、遂に激突。

第6試合 時間無制限1本勝負

東北ジュニアヘビー級

選手権試合

〈第26代王者〉

MUSASHI

vs

〈挑戦者〉

フジタ“Jr”ハヤト

※4度目の防衛戦。


5年ぶりの本格復帰戦にして、タイトルマッチ!
まさに歴史的な一戦となりました。

挨拶代わりの背中への蹴りに、

全く衰えていないエルボー!

思い出したかのようなMUSASHI選手!

すぐさま、エルボーで応戦!

胸、背中への蹴りが迫る!

さらに追い込んでいくと、

コーナーでもミドルキックが冴えわたる!

しかし左膝をキャッチしドラゴンスクリューを放つと、形勢は逆転。

それでも、「打って来いよ」と立ち上がり、再びエルボーを放っていきます!

さらには頭突きが響き渡る…!MUSASHI選手も頭突きでやり返す!既に意地と意地がぶつかり合っている!

チョップと蹴りの応酬!

変形の膝十字固め!!

そしてアンクルホールドで絞る!!

流れは場外戦、ハヤト選手がMUSASHI選手を南側フェンスに向かって思い切り叩きつける!さらに椅子を取り出し、打ち付けるラフな展開!

エプロンサイドでのPKをキャッチして、断崖式ドラゴンスクリュー、そしてお返しの椅子が…!!

完全に勢いを殺したMUSASHI選手がノータッチ・トペ・コンヒーロ!これが今のMUSASHI選手!

一発一発、重いエルボーを打ち込んでいく!

それでも、倒れない!!

ブレーンバスターの体勢をK.I.Dで捕獲!!

それを切り抜け、再び膝を絞り上げるMUSASHI選手!

エクスプロイダー!ハヤト選手の力を徐々に奪っていく…、

と、思いきや!一瞬の隙をとらえて腕固め!!

さらに指も折らんと曲げていく!!鬼だ!!

そのまま腕ひしぎ、起き上がろうとすると三角絞め!!
MUSASHI選手辛うじてロープに足が届く。

すると蹴りが再び牙を剥く!

ロープ際でのヘルム!!!

さらにエプロンサイドに追い込んで、PK!!

正調のK.I.Dで捕獲した!!

そのまま体勢を低く!落としにかかる…

だが!起き上がったMUSASHI選手!ブレーンバスターで投げ返す!これを返したのは凄すぎる…!

そして側頭部へのスーパーキック、

さらに後頭部、死角からのスーパーキック!

ハヤト選手がいなかった5年間をぶつける!!

しかし!ハヤト選手もターンバックルジャーマンから、串刺しのヘルム!!

既に出すものを出し尽くしている両者だが…それでも「来いよ!」と受け止める姿勢のハヤト選手。

お互いの5年間を…空白の、5年間を。

共に盛り上げてきたこのリングで、確かめ合う打ち合い。

全てをさらけ出した咆哮は、あの頃を蘇らす!

地獄の日々…では例えきれないほどの苦痛を乗り越えてきたハヤト選手、

憧れのリングで、俺たちの時代を掴み取ろうと最前線で闘ってきたMUSASHI選手!

命、憧れ、下剋上、喜び、時代…
様々な想いが交錯するリング上!!

もう昔の佐々木大地じゃない!そんな意地が込められた、高角度のジャーマンスープレックス!

さらに、顎を完全に捕らえたスーパーキック!!

そして、ロコモーション式ジャーマンスープレックスホールド!ハヤト選手、これを返す!

そして、エストレージャ・フトゥーロ!!
これもギリギリで、キックアウトしていく!!

そして満を持して…初勝利に向けて…
二天一流の体勢に入る!

しかし!まだ力は余っていた!!!
切り抜けてのK.I.D!!

顎をかち上げたヘルム!!

左のハイキック!!

さらに右!!!!!

後頭部へ…!!

鋭い蹴りが襲う!!

そして正面から!PK!!!これを返す!!!

さらに!ヘルムがガッチリと決まった!!
…だが!これをキックアウトするMUSASHI選手!

すると更に!渾身のヘルム!!!
これも…返す!!意地しかない!!

再び、左ハイ!!

そして、顔面蹴り!!!

師匠の想いも背負った、色んな想いも背負った、

K.I.Dでガッチリと捕獲、締め上げる!!!

これで!!決着!!ハヤト選手の勝利!!!!!

○フジタ“Jr”ハヤト

(30分55秒 K.I.D)

●MUSASHI

※ハヤト選手が第27代王者となる。


困難に打ち勝った、奇跡のメインイベント!

30分を超える死闘…だけではなく、本当に生き様として、高すぎる壁を乗り越えての勝利!!

そしてもう一人の師匠、新崎人生選手の認定書授与…

グッと涙を堪える瞬間…。

帰ってきた神の子、ここにも想いが重なる。

会場が涙に包まれた瞬間!本当におかえりなさい!

そして、東北ジュニアヘビー級のベルトが、
ハヤト選手の元に帰ってきました…!5年ぶりの復帰戦で、およそ9年ぶりの王座返り咲き…!!

「5年ぶり!ただいま〜!!」

「俺の復帰に、いろんな声があるのは分かってます。この5年間、むちゃくちゃ、つらい思いをして、俺はこの場所に帰ってこようって思ってました。」

「そして俺が居なかった5年間、ちゃんと後輩たちが、同世代、BAD BOY、正規軍のメンバーも、全員でみちのくプロレスを盛り上げてくれてるって思ってました。」

「大地、いやMUSASHI!強くなったな。」
MUSASHI選手もコーナーに座り込みながら、涙を流していました。悔しさ、喜び、どんな想いが込められていたのか…。

「もう、いつこのリングに立てなくなる日が来るか分からないから、これからも俺のプロレスラー人生、一つも悔いが残らない相手と試合をしたい。
…おい、拳王!新日本!高橋ヒロム!俺がお前らのこといつか絶対俺の前に立たせてやるからな!」

「もう少しだけ俺が大好きなこの場所にいさせてほしい…必ずみちのくファンの皆を幸せにするんで。俺について来い!」

師匠への想い、団体や親への感謝、みちのくを応援するファンへの感謝と共に!

最高のライバルや、意識していた相手の名前を挙げたハヤト選手!

これから先も、刺激的な闘いが待っています!
そして仲間たちと、勝利を分かち合う!

“みちのくプロレスを世界一の団体にする”
かつてハヤト選手は熱く語ってくれました。
そんな彼が帰ってきた今、ここから時計の針は動き出す。そう、これは始まりの闘いです!

都内でも多くの団体が同日に大会を開催する中、1000人を超えるファンが、後楽園に駆けつけてくれました!
ハヤト選手の復帰戦を、この目に焼き付けんと。

それは物凄い空間を、生み出しました!全員が“来てよかった”と思えた空間だったと思います!
そして、この闘いはその先の矢巾、仙台、夏の連戦にも続いていきます!

ますます熱くなる、みちのくプロレスの闘いを!
一人でも多くの方に!後悔の無いように!
しっかりと見届けてほしいです!!

本当に、感謝しかないです。
そして、これからの闘いもますます楽しみです!
どの試合も素晴らしかった!
そしてハヤト選手、おかえりなさい!!

というわけで!みちのくプロレス東京大会Vol.1
今年一発目の東京開催となりました、
〜言行一致~
後楽園ホール大会の模様をお届けしました!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
それでは、また!!