仕事の誇り②

僕はずーっと、自分の仕事を下に見られてる

ことに負い目を感じてたからこそ、他の道に

進むことを考えてたのだが、そんな気持ちで

何年も働いていたら、次第に気持ちに変化が

出てきた。


  そのきっかけは、自分がなろうとしていた学校

の先生や、やり取りをしていた行政職員の方々か

らの言葉だった。

  
  それまで自分なりに指定申請書類の作成から事

業所運営やスタッフ指導などの全てにおいて、分

からないことがあれば必死になって調べたり、恥

を覚悟で様々な行政職員に質問したりして吸収し

てきたことが、知らないうちに身につき、対等な

やり取りが出来るようになってきたことがまず一

つのきっかけだ。


  もう一つは、利用してくれてるお子さんの保護

者さんから相談を受けたり、保護者さんの依頼で

学校の先生との懇談に同席したり、先生方との支

援会議などでやり取りをしていくうちに、先生か

らも難しい保護者さんへのアプローチの相談を受

けるようになったことだ。


  こんな経験が積み重なってくるうちに、自分の

仕事って、長く必死になって取り組むことで身に

なり、それをもって相手に伝えようと努めていれ

ば、信頼をされるし、やり甲斐にも感じてきたこ

とで、自然と負い目を感じていた気持ちがどこか

に消え去っていたのである。


  もちろん、給料はまだまだ多くはなかったけ

ど、毎年ちゃんと昇給もしてくれていたし、まず

は金は後からついてくる!と言い聞かせてた部分

はあるけれど。笑


  でもそれよりも、自分に自信が持てるようにな

ると、周囲からの様々な相談なども増えて、普通

に考えたら自分の方が下だよな!と思うような方

に対しても、助言をする機会も出てきたのだ。


つづく