おいしく食べて、ちゃんと回復。
“疲れている時にこそ作れるご飯”を研究している、料理研究家のkunugi です!
秋が来ると、自然と煮込み料理が恋しくなります
肌に触れる風がひんやりしてきて
「あぁ、そろそろ煮込んだものが食べたいな」
と思うのは、人間の体が欲する自然な流れなのかもしれません…
でも、現実はまだまだ暑い!
火をつけるだけで汗がにじんで、
キッチンは小さなサウナ状態。
「今日は冷たいものでいいか」と思うのも仕方ないですよね
暑いのに、煮込み料理なんて、
と思った方もいるかもしれません
ですが、安心してくだい。私も思ってます
けれど、それでも「煮込みたい」気持ちに勝てない日があります。
暑さを超えてまで食べたい一皿があるから。
そこまで求めてしまうのは、あの料理
それは、ふろふき大根
熱々の大根に息を吹きかけながら食べるあの時間。
暑いのに、熱い料理。
でもそれがまた妙に嬉しい。
汗をかいて食べ終えた後は、なんだかスッキリして「やったぞ!」という達成感すらあります![]()
それに煮込み料理って、
待つ時間に心が整うんですよね。
コトコト煮えている音に耳を傾けていると、なんだか気持ちが落ち着いて「まぁいいか」と思える。
今日はそんな中から、シンプルで失敗しにくい「風呂吹き大根」をご紹介します!
風呂吹き大根のレシピ
材料
• 大根 … 好きなだけ
• 水 … 大根が半分浸かるくらい
• みそだれ(味噌 大さじ3、みりん 大さじ2、砂糖 大さじ1、だし汁 大さじ2)
作り方
1.大根は3〜4cm厚さの輪切りにし、皮を厚めにむく。
2. 鍋に大根と水を入れ、中火で20〜30分ゆでる。竹串がすっと通るまで。
3. 小鍋でみそだれの材料を合わせ、弱火でとろっとするまで煮る。
4. 煮えた大根を器に盛り、みそだれをかけたら完成!
「暑いからやめておこう」もいい。
でも「あえて暑いのに作る」のも一つの楽しみ。
汗をかきながら台所に立ち、
湯気の向こうに白い大根が見えたとき、
不思議と元気がわいてきます。
疲れていても作れるのがシンプルな煮込み。
そして、疲れているときこそ「待つ時間」がくれる落ち着きに救われる。
そんな煮込み料理が、あなたにとってやさしいものでありますように。
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