こんにちは、料理研究家のkunugiです!
にんじん、玉ねぎ、じゃがいも
どのご家庭でも、常にキッチンにある「常備野菜
でも実は、
“いつもの保存方法”が、鮮度やおいしさを損なっていることがあるって知っていましたか?
今日は、特にやりがちなNG保存方法と、
日もちを良くしながら、野菜の力をしっかり活かす正しい保存のコツをお伝えします
玉ねぎとじゃがいも、 一緒に保存してませんか?
【NG習慣】
→ 玉ねぎとじゃがいもを一緒のカゴや袋に入れて保存
【なぜNG?】
実は、玉ねぎが放つ成分が、じゃがいもの発芽を早めてしまうんです
せっかくまとめ買いしても、芽が出てしまったら使いにくいですよね。
【正しい保存法】
・玉ねぎは風通しの良いネットやカゴで
・じゃがいもは紙袋に入れて、別の場所に
できれば、じゃがいもには新聞紙をかけて暗くしてあげると、さらに長もちします
にんじん冷蔵庫の野菜室に そのままポン…してませんか?
【NG習慣】
→ 買ってきた袋のまま、にんじんを冷蔵庫にイン
【なぜNG?】
ビニール袋の中で湿気がこもると、
にんじんが傷みやすくなります。
特に袋の口がギュッと閉じられていると、カビの原因になることも
【正しい保存法】
・1本ずつキッチンペーパーで包んでから、
・ゆるく口を開けた保存袋やポリ袋に入れ、野菜室へ
こうすることで、余分な水分は吸収しつつ、にんじんの乾燥も防げます。
キャベツや大根「切ったあとそのまま」はもったいない
【NG習慣】
→ カットした断面をそのまま冷蔵庫へ
【なぜNG?】
切り口から水分が抜けたり、酸化して風味が落ちてしまいます。
冷蔵庫のにおいを吸ってしまうことも…。
【正しい保存法】
・断面にラップをぴったり密着させる
・さらに新聞紙などで包んで、野菜室へ
ラップ+新聞紙で、乾燥・におい・温度変化を同時に防げますよ。
「なんとなくやってた」を、少しだけ見直すだけで
常備野菜は、毎日の料理に欠かせない存在。
だからこそ、ほんの少しの保存の工夫が、食材のもちと味に大きく影響します。
「今まで間違ってた…」ではなく、
「ここから変えられるんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
最後に
家にある野菜を、ちゃんと使いきれた日って、ちょっと気持ちがいいものです。
保存のしかたひとつで、その満足感はぐっと増えます。
冷蔵庫や棚をちょっと見直して、
明日からの食卓が、もっと気持ちよく整いますように。
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