お雑煮サミット2025
地方によって違いはあるものの、お正月食の為食べる機会がないお雑煮。
そこで各地の味を食べ比べしつつ、地域の食文化について考える…
そんな楽し気なイベントに参加してきました。
会場はKAMOSUBA醸場。
1部・2部制で、私は1部に参加。
上記画像はまだスタート前の準備風景の1コマ。
お酒も準備されています(^^)
発起人の「縁YENISHI」の飯野さん。
「こ乃はた」さん
「居酒屋ぼったくり」聡さん
撮影のタイミングが悪くて ゴメンナサイ…💦
店主や奥様、スタッフの出身地であったり、
お客様や繋がりのある方から伝聞したお雑煮等、各店からお雑煮2品提供。
他お酒やおつまみはキャッシュオン式でした。
個人的に白味噌雑煮は頂く機会がないので、一番最初に頂きました。
左は「居酒屋ぼったくり」さんの徳島バージョンで、いりこ白味噌。
右は「こ乃はた」さんで、大阪バージョン。鰹白味噌。
同じ白味噌でも大阪と徳島では違うのですね。
同じ地域でもエリアによって違うだろうし、
今回はお店の個性もプラスされています。
しかしながらお正月限定にしか頂けないお雑煮を
こんな風に一斉に食せるなんて 貴重な場!
しかもお酒やおつまみまで提供される!
楽しいー♡
丸餅も別鍋で煮たててから、一緒に…。
オペレーション的になかなか大変でしたよね。
「縁YENISHI」さんの2品。
鹿児島バージョンで、海老焼干 干椎茸 醤油の澄まし。
見た目シンプルながら海老の風味が濃厚!
島根県 益田市の連子鯛 醤油澄まし 薄口
黒豆の甘煮が乗っております。
鯛出汁の雑煮 初めて頂きました。
連子鯛を調べてみましたが、島根県 浜田県で豊富に水揚げされる「キダイ」のようです。
- 島根県を代表する山陰浜田港で豊富な種類の魚が水揚げされる
- 底びき網や釣りで漁獲される
- 「レンコ」や「レンコダイ」は地方名

「こうめ」さんの2品。
岩手 宮古市バージョンの煮干し 醤油 くるみダレ。
本来 くるみダレではないのですが、
とあるイベントで、岩手ではおいしい味のことを“クルミ味がする”という表現をするという事を教えてもらい(実は私もそのイベントに参加してました)
驚きとインスパイアの意味を込め、今回組み込んだそうです。
お餅や鶏肉に付けても良し、汁に混ぜても良し。

鮫浦湾の生産者 渥美さんのホヤに塩出汁。
シンプルながら、ホヤ風味が非常に濃厚!

左は「居酒屋ぼったくり」さんの山形 新庄バージョン。
親鶏 醤油澄まし 濃口
右は「こ乃はた」さんの福島 浪江バージョン。
鶏 醤油澄まし
雑煮は餅入りで完食!
計8個の餅食べました(笑)
地域食に各店の個性が加わり、全て美味しかったです。
中でも印象深かったのは「こうめ」さんのお餅でした。
“ねっとりしっとり”が主流の中で、
ホロホロ&ザクザク、おかきのような食感のお餅…。
「金のいぶき玄米餅」で、食感がある故シンプルな風味によく合い、
これだったらハレの日だけではなく、ディリーつまみにも使えますね(^^)
この親鶏田舎煮…鶏の食感とへそ大根の旨みがバッチグゥで、
おかわりお願いしちゃいました(笑)
「乾坤一 純米大吟醸」も♡
理想形の構図ー!ホホッ!
縁YENISHIの島根「ちしゃなます」。
昔はアクがある「ちしゃ」を使っていたのを、
今はサニーレタス等で代用する事が多く、
加えるのも刺身やシーチキン、その時々で変わるそうです。
JA島根に掲載されておりますので 参考までにどうぞ☆
島根県「ちしゃなます」JAしまね島根おおち女性部
2時間のイベントでしたが、とにかくお餅を8個頂いた事もあり
お腹が……果てしなくパンパンで……💦
しかしながらこういう機会でもないと、
食べ比べもできないので 貴重な学びの場でした。
開催された日は3月2日=ゾーニの日!!
半ば勝手に“雑煮の日”にしようーという事で、
来年も開催予定だそうです。
ご興味のある方は関わっている飲食店さんのSNSを要チェックで!