宮城を代表する蔵元 一ノ蔵さんが“生酛造り”に初チャレンジ!

5/22から下記専用サイトにて販売が始まっております。

▷▷▷ 耕不盡一ノ蔵公式サイト

先週 そのお披露目会があり参加させて頂きました。



今回 お披露目された生酛特別純米酒『耕不盡(こうふじん)
2年半がかりで完成したファーストヴィンテージ!!限定生産700本だそうです。貴重ーー!!



木箱も立派でございます。

お酒の成り立ちは追々ご説明するとして…



『耕不盡』の企画全般を担当されたマーケティング室 永井係長から、お披露目会スタートのご挨拶。



続いて浅見専務から。
※シャッターチャンスが悪くて申し訳ありません。




発起人である桜井会長からのお話し。


『耕不盡』誕生のきっかけは3年前に遡ります。
お披露目会の会場となった「こだわり料理 縁」さんで桜井会長が一献を傾けていた際、
ふと店内に貼ってあった聖ウルスラ学院書道展ポスターの題字に目が止まりました。

耕不盡

ポスターにはそう描かれており、桜井会長は躍動感あるその書に心を奪われてしまいます。
もともと『耕不盡』は中国の古語。

“人の心は田畑のように、耕せば耕すほど肥沃になり、磨けば磨くほど光り輝き、

その工程は限りがない”という意味を持ちます。

学問・芸道では“真理の世界はどこまで探求しても尽きることがない”と解釈され、
それは自分達が生業とする酒造りにも共通する事ではないか…と感銘を受けた桜井会長は、
すぐさま「この名前で お酒を造りたい」と門脇杜氏に相談。
自社米を使った“生酛”で行こうという事になり、2年半かけて完成したというわけです。
一ノ蔵さんにとっても“山廃造り”の経験はあるものの、“生酛”は初の試み。
そういう意味では門脇杜氏のチャレンジ精神も素晴らしいですよね。


参考までに生酛、山廃ともに“酒母”の造り方の一つで、自然の力を利用した昔ながらの手法

乳酸菌を一から育てるプロセスを踏むため、非常に手間がかかります。

特に生酛は“山卸(やまおろし)”という蒸した米、麹、水を糊状になるまですり潰す作業が伴い、非常に重労働

一方 山廃は「山卸廃止の酛」の略で生酛のすり潰す工程を省いたもの
生酛は大変な労力が必要なため、何とかして作業工程を減らすよう研究・開発された方法です。

既に山廃のお酒は手掛けてらっしゃった一ノ蔵さんですが、

より原点に立ち返る意味でも、生酛造りに取り組みたいという思いが強かったそうです。

 


現場の司令塔となった門脇杜氏。
「山廃造りで得た経験を活かしながら 新たな酒造りの可能性を感じた」と微笑む姿が印象的でした。

酛摺り・山卸で使う半切り桶と酛摺り棒も社員による手作りというこだわりようで、蔵人さんの様々な思いが詰まっているお酒なのですね。
 



門脇杜氏曰く、『耕不盡』は「山廃とはまた違った“ふくよかな酸”を感じるお酒」とのこと。

実際に味わった感想としては“ふくよかな酸”…確かによくわかります!
ふくよかで やわらかな中に、軽快なキレを感じるお酒で非常に美味しい!
一般的に生酛=少し野性味があって、濃醇な味わいのイメージがありますが、“凛”とした清々しさを感じる生酛です。



“ぬる燗“して頂いたお酒が これまたホヤともよく合う!
常々  ホヤとうまく“距離感が取れる日本酒”は少ないと感じていますが、この組み合わせは良かったですね~。
 



『耕不盡』の制作者である高橋真理先生。
聖ウルスラ学院・書道部顧問であり、書家でもある方。


お酒用の筆文字は実物大で書かれたそうですが、大きく額装されたものも贈呈されました。
間近で見ると、やはりすごい。パワーを感じます。



出逢いの場となった『こだわり料理 縁』土井親方のお料理、美味しかったです。
 

 


生酒の『ひゃっこい』久しぶりに頂きました。
30代の頃でしょうか… 夏になると飲みたくなって、何度か買ったことがありますが、当時は今のようにクール便がまだ発達しておらず、発泡スチロールに氷を敷き詰めて発送されていたんですよね。
画期的でした(^^)

 



締めのご挨拶は浅見会長より。
役員の方 総出のお披露目会でした。

そのような貴重な場に加えて頂き、光栄です。ありがとうございました!!


今後 一ノ蔵ブランドの生酛としてどんなお酒が登場してくるのか、ますます楽しみです。