フォックス原皮のご紹介 | 国立毛皮工房ブログ

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当店の基本コンセプトは「貴重な毛皮を1点ずつ大切に加工すること」です。
工房を兼ねた店舗で、お客様とご一緒に、ご納得いただける1点ものを製作させていただきます。

 

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左からSAGAのブルーフォックス、SAGAROYALのシャドウフォックス(ホワイトニング鞣し)、SAGAのシャドウフォックス。

 

それぞれ美しい原皮です。

価格的にはブルーよりもシャドーの方が高く、ROYALは更にお高くなります。

 

シャドウはノーマルのSAGAでも十分に美しく、ROYALになると逆に綿毛が密集しすぎていて鞣しや染色、加工も面倒になります。

そのためシャドウはノーマルのSAGAを使用することが一般的で、ROYALはあまり輸入されていないようです。

 

写真でご覧いただけますように、ブルーは差し毛に色が付いています。

一方、シャドウは、差し毛の色が格段に少なくなります。

 

そのため、濃い色に染色する場合はブルーで十分ですが、淡い色に染色するにはシャドウが適しています。

原皮は高ければ良いという訳ではなく、用途にあった品質のものを選ぶことが重要です。

 

そうしたことは当然承知しているのですが、それでもROYALを使ってみたいという欲求が抑えられません。

馴染みのスキンバイヤーに依頼し、

「出来るだけ色が綺麗で加工がしやすい毛質のROYALのシャドウ」を調達して貰いました。

 

ヘルシンキから送られてきたのは、僅か70本のバンドルですが、

鞣し職人さんとも入念に打ち合わせをし、

染色は勿論、原色でも使用しやすいように仕上げて貰いました。

また、染色の工場にもお邪魔し色を決めました。

 

 

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こちらが染色上がりの原皮です。

 

実物は写真以上に綺麗です。

勿論、ご希望があれば1本からご所望の色に染めることができます。

カシミヤとトリミングするなど、楽しみが広がります。

原色は原色で何とも言えない美しい純白で、

成人式用のストールとしてご注文をいただいています。

国立の本店でも日暮里店でも実物がご覧いただけます。