連載【国立北口 探検隊 #9 餅や蔵王】 | 国立情報WEBマガジン くにたちハッピースポット

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連載【国立北口 探検隊 #9 餅や蔵王】

 

季節の食べ物、と言って何を思いつきますか?恵方巻に土用のウナギ、クリスマスにはケンタッキー。月見バーガーを思い出す人もいるかもしれません。

しかし何と言っても、一番に思いつくのは正月に食べる「お餅」でしょう。でもなんで正月にしか食べないのでしょう。春夏秋冬、いつだって餅が食べたい!正月にしか食べちゃいけいないなんて法律はないはずです。

旨い餅を食べに、くにきたに向かいましょう。

 

今回ご紹介する「餅や蔵王」さんは国立駅北口から徒歩20分ほど。まさに「くにきたの北極圏」と言って差し支えないでしょう。お時間のある人はのんびり歩いて、お疲れの人はバスに乗って向かいましょう。

 

今回はランチで訪問。ランチメニューは「お雑煮+お餅」の餅尽くしランチセットがお得です。

店主は蔵王温泉のお餅やさんで修業を積んできた、とのお話。食事にもスイーツにもなるお餅、その実力いかんなく発揮してもらいましょうか。

 

先に到着するのはお雑煮。醤油味と味噌味の2種類から選べます。

醤油はスタンダードなお雑煮、味噌のお雑煮からは豚汁感が漂います。どちらもお野菜たっぷり、三つ葉が味を引き締めます。

山形では味噌のお雑煮がメジャーなのかと伺ったところ、味噌風味はこの店のオリジナルとの事。

 

そしてここからがクライマックス。スイーツお餅の出番です。餅や蔵王の一押しは「くるみ」。

こちら、インスタ映えしないことだけが唯一の欠点でしょう。確かに派手な色ではないし、立体的な造形の面白さもありません。が、そんなものはお菓子の本質ではありません。あくまで味。インスタ映えなど知ったことか!くるみの風味を活かしつつ、滑らかな舌触りに仕上げたペースト。皿まで舐めるお客さんがいるとの話も納得の味わいです。

 

豆の食感をしっかりと残したずんだもおススメ。

ずんだ餅と言うと仙台の名物という印象が強いですが、「実は…山形が発祥と言う説もあるのです」と店主。

事の真偽は不明ですが、詳しい方、情報をお待ちしております。

 

○おまけ
ご近所にはどこかで見たような生き物の木があったり、忌野清志郎の母校があったり、今時珍しい井戸があったり。ちょっとしたお散歩コースとしてもおススメです。


餅や蔵王
〒186-0005 東京都国分寺市富士本2-23-18
TEL 042-505-6609

【営業日】
11:00~22:00 (L.O.21:30)
火曜定休

http://mochiya-zao.com/

 

 

<書いている人>
自称うぉーりー。
国立うまれの国立育ち、と見せかけた国分寺うまれ。
北口育ちにはありがちな、国立×国分寺のハイブリッド。
国境はめったに飛び越えないが、市境は毎日飛び越える。
北口エリアで探してください。

 

協力 くにきたべーす

 

≪バックナンバー≫

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※連載【国立北口 探検隊】は毎月5・20日掲載予定です。お楽しみに!

 

 

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