食(ミネラル)で心(ハート)を元気に!
食卓や給食のミネラルアップをすすめている国光美佳です。

 

「ミネラルが大事なのはわかるけど、一体なにから始めたらいいかわからない」

「偏食で、とても難ししそう・・・」

「どんな食べものを食べたらいいの?」

 

ミネラル補給は、簡単にスタートできるところから

少しずつステップアップがおすすめです
 

 

  ミネラル補給の3つのステップ!


 

こちらは、ミネラルレシピで良く登場する

ミネラルスープ、イワシのトマト蒸し、牡蠣のリゾット

ミネラルふりかけ・、レンコンナッツきんぴら……など。。

 

一体どんな食材でミネラルアップをしていくよいのでしょう~

 

そもそもどうしてミネラルが大事なの?

 

酵素をはたらかせる肝心要の栄養素なのに

実は現代食はミネラル不足・・

神経や精神への影響も大きいミネラル(カルシウムやマグネシウム

鉄、亜鉛、銅、カリウムなど・・・・)を、

いかに体にとりこみ、消化吸収できるかが重要になります。

 

でも、どこから始めたらよいのか?

そして、最終的にどんな食卓を目指していくのか?

 

今日はリニューアル版で3つのステップをお伝えしていきます
 

これまで第1ステップと第2ステップを伝えてきました。
最初の入り口のところでずっと止まってしまったり

いきなりゴールを目指して途中で続かなくなったり……

ということを避けるためにも

まずは第1ステップ→第2ステップ→第3ステップ

と1つのステップごとにスモールステップで進んでいくと
段階ごとに体調アップにともない
らくらくと進んでいくことができます。

 

STEP.1最初のステップは「かける・混ぜる」で簡単・「第1ステップ」

 

まずは、すぐにできることからスタートです!

ここの段階は、多くの方から「今すぐできる~」

と喜ばれ、すでに実践中の方も・・・。

 

おなじみ

「かける・混ぜる」だけのミネラル補給法第1ステップ

 

 

 

最初の段階は、ひとまず

今の食卓のままでOK

とにかく、かけたり混ぜたりしてしまいます。
 

 

 

①主食にかける、混ぜる

 

 

ご飯を炊くときに雑穀を混ぜる(あわ、ひえ、きびなどの雑穀もミネラル食材)

また、ミネラル豊富な食材でつくるふりかけをかけるだけでもミネラルアップ

 

 


②だしのフル活用ー煮干し、昆布、アゴ(トビウオ)などの天然のだしもミネラル豊富
 素材そのものをだしとして使ったら
だしがらは刻んで、料理に混ぜて食べてしまいましょう。

  

 


(『安心』最新号では「煮干し」を取り上げて、だしがらチャーハン、煮干しのカレーオイル漬けを

 紹介しています)


 

だし活用術

 

もっと簡単にしたいときは
煮干しや昆布などを粉末にして、ふりかけがわりにご飯やおかずに

かけたり混ぜたりしてしまいます
 

自分でミルミキサーでひいてもOK

また市販のものを選ぶときは、後ろの表示をみて

化学調味料やうまみ調味料を使っていないものを選びます。

 

私は、煮干し、アゴ(とびうお)、昆布の粉末を混合しただけの「天然だし調味粉」を愛用しています。

これから寒くなる時期には、保温の水筒に
あたたかい「だしドリンク」(天然だし、天日海塩、お湯)を持ち歩いていきます。

 

ミネラル補給の最初の段階では
だし粉を、料理にかけたり、混ぜたりするだけでもOK

子どもさんが好きなハンバーグや餃子の具に混ぜ込んだり

だし粉と蕎麦粉で簡単スープにしたり・・

チャーハンにも混ぜたり…

 

今、保育園給食にも「だし粉ふりかけ」でミネラルアップの実践も始まっています

 

 

 

 

 

天然だしや良質なオイルは、こちらで購入できます。

太陽食品 太陽食品/自然食品,無農薬・有機野菜の宅配とお店,通販 (taiyo-shokuhin.com)

安全すたいる 安全すたいるオンラインショップ (ansuta.jp)

 

 

 

良質なオイルを「かけたり混ぜたり」で細胞膜を整える

 

細胞膜の7割から8割は脂質でできています。

細胞膜を健全に保つために、非精製、低温圧搾(コールドプレス製法)の

オイルを加熱しないで使うことをおすすめしています。



 

オイルの大事さはこちらのブログで・・

どうして「ミネラル味噌のねりねり」は味噌にオイルを混ぜるの? | 『食で変わる心と体』 ーミネラルハートプロジェクトー (ameblo.jp)

 

だしとオイルが同時に非加熱でとれる「ミネラル味噌のねりねり」

 (天然だし粉末:オリーブオイル:味噌=1:1:3の割合で混ぜるだけ)

は高校の家庭科授業でも調理実習で作りました!

 

 

 

こちらのポイントをまとめて

「ミネラル補給第1ステップ」

 

今の食卓はそのままでもOKにしています
とにかく、ミネラル補給をスタートして

少しでも心身の変化を感じてほしいから・・・・。

 

 

これだけでも、体温アップ(=免疫力)、便秘改善、冷え性改善
キレなくなった、イライラが減ったという体感を得る方が多いのです。

 

 

 

STEP.2健全でミネラル豊かな食卓づくり!第2ステップ

 

 

体調が少しよくなっていったところで
次のステップへ進みます

 

「かける・混ぜる」最初のステップの次は

幅広い食材からのミネラル補給ができる健全な食卓づくりを目指していきます。

 

 

 

 

 

 

①ミネラル豊富な食材をつかう

 

 

まずは、幅広い食材からのミネラル補給へ

拙著「食べなきゃ、危険!」ではこのような食材をおすすめしています。

 

 

 

また『安心』で連載中の「ミネラル健康レシピ」では

毎月ミネラル食材を取り上げてレシピを紹介していますが
ごま、小松菜、牡蠣、蕎麦、おかひじき、つるむらさき、ドライフルーツ、煮干し

切干大根など、取り上げています。

「かける・混ぜる」に頼らずに、幅広い食材から豊かなミネラルアップの食卓づくり

をしていきましょう。

 

 

②腸内細菌を整える食材を使う

 

ミネラルをはじめ、栄養素の吸収には腸内環境が整っていることが大事
なので、腸内環境を整える食材もつかxってもまた健康でなければ・・・

 

腸内細菌が喜ぶ、

水溶性食物繊維(ねばねばとろとろ・・オクラ、もずく、さといも、納豆など)

不溶性食物繊維(イモ、野菜、豆など)

植物性乳酸菌(ぬか漬け、塩こうじ、甘酒、納豆など)もプラスしていきましょう。

 

 

 

③一物全体食、ミネラルを逃さない調理法で

 

下茹でやあく抜きは、ミネラルが流れ出てしまいます。

ごぼうを酢水につけたり、さといものぬめりとりなど

不必要なあく抜きはしない方がミネラルを逃さずいただけます
(ただし玄米や大豆は、発芽毒があるので24時間以上の浸水が必要)
 

そして、皮ごと、芯ごと、まるごと食べて

食材の栄養をぎゅっといただきます。

 

 

 

STEP.3ミネラルオーガニックごはんを目指して

 

 

 

簡単な第1ステップから

食卓全体を健全化する第2ステップへ

ここまでくると、ミネラルアップは習慣化していきます
心身の状態も良くなっていますので

さらに最終ステップへ向かっていきましょう。

 

最終ステップは、

「食の足し算と引き算」で目指すミネラルオーガニックごはん

 

ミネラルや良質なオイルなど
現代食の実情もふまえて、「足し算」してきたのが第1ステップと第2ステップです。

 

第3ステップでは

体に負担のかかるもの、

腸内細菌を乱す食材を「引き算」していきながら

より安心安全な食材を選びオーガニックの概念も取り入れた

ミネラルオーガニックごはんを目指します。

 

どこから取り組もうか・・・

 

 

①調味料の置き換えを

 

味噌や醤油は、きちんと発酵しているものでしょうか?

 

 

 

・  味噌―なるべく「長期熟成」「天然醸造」のものがおすすめです。原材料が「大豆」「食塩」「米」とシンプルなものが安心です。

・  醤油-醤油もいろいろな種類のものがありますが、原材料に大豆・小麦・塩・麹以外のものがかかれているものはおすすめできません。「アミノ酸」「脱脂加工大豆」など使っているものもあるのでチェックできるとよいですね。

・  -化学精製塩は避け、非加熱で作っている「天日海塩」などがおすすめ

・  砂糖-白砂糖は精製され、ミネラル分を失っていいます。血糖値の乱高下を起こすので避けます。

     基本的に料理に砂糖は使いませんが、甘味が欲しいときは甘酒を使ってみましょう。

     黒砂糖、メープルシロップにはカリウムも豊富に含まれます。

 

 

②食の足し算と引き算という考え方

 

 

『食の足し算:引き算」という考え方で、食全体をみてみましょう。

 

『クーヨン』6月号より

 

ぜひ、参考にしてみてください。

 

※避けたい食材、化学物質

・精製しすぎた食材 (精白小麦、白砂糖、精製した油…)

・食品添加物 (リン酸塩使用の加工食品など)

・人工甘味料  (アスパルテーム、スクラロースなど)

・旨味調味料 (たん白加水分解物、酵母エキスなど)

・遺伝子操作食品

・農薬、化学物質など・・・腸への負担がかかるもの

・重金属

 

 

 

③わたしたちの体にやさしい食べものは地球にもやさしい

 

ミネラル補給の最初のステップから、3つのステップへ
進んでいくと、私たちの体にやさしいたべものは、
地球環境にもやさしい・・・ということに気づいていきました。

 

それを教えてくれたのは
化学物質過敏症の症状を抱えていた男の子「りんちゃん」です

「ミネラルの解毒の力 ~りんちゃんが教えてくれたこと~」 | 『食で変わる心と体』 ーミネラルハートプロジェクトー (ameblo.jp)

農薬や化学物質、食品添加物、衣服の柔軟剤などに体が反応し

辛い体験をしながらも、オーガニック食をベースに

ミネラルや腸内を整える食材を取り入れ、負担になるものを避けていく中で
元気になっていきました。

そのときに、りんちゃんは

「どうして、みんなはちきゅうがよごれるものをつかうの?

 ちきゅうがよごれたらぼくたちのからだもよごれちゃう・・・」

と自分の食と環境とのつながりを語りました。

 

最初は、まず「かける・混ぜる」の簡単スタートで
とにかく、ひとつでもふたつでも

体と心の元気を体感

そして、食卓全体を見渡して
腸も元気にしていって
 

3ステップでミネラルオーガニックごはんへ・・・・

 

ひとつひとつの実践を楽しんでいただきたいと思っています。

 

 

 

 

  最後に・・・

 

今、各地の保育園で「ミネラルオーガニック給食」が静かに広がっています。

まさに、「食の足し算、引き算」で子どもたちの健やかな成長に直結する食。


これは給食だけでなく、おうちのごはんでも同じことですね。
 

「ミネラルオーガニックごはん」の献立に困ったら
育児雑誌「クーヨン」で連載中「ミネラルオーガニック給食だより」が便利です。

 

毎月、保育園の「ミネラルオーガニック給食」を紹介しています

神奈川、茨城、沖縄、秋田など素晴らしい実践園が登場くださいました

 

 

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