谷町 邦子★荒野のこぼれんぼう

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満員のホール

 

 

 11月3日文化の日、 明石市生涯学習センター子午線ホールでオフィス・イーストジャパン スタジオグリタによる自主制作映画「この街が好き」の完成上映会が行われました。

 

 映画は午前10時30分から、午後1時30分からの2部上映でしたが、午前の部も午後の部も、立ち見する方が出るほど盛況でした。

 

 上映会には明石市およぶ近隣の地域からの一般の方々だけではなく、明石市長をはじめ、多くの議員の方々がいらっしゃいました。そして、お祝いの言葉をお述べになりました(以下は、発言順)。

 

明石市  泉市長の挨拶        

 

明石市長 泉 房穂氏

「楽しみにして今日の日を迎えました。川東監督をはじめ、みなさん本当にお疲れさまです。そして、本当におめでとうございます。今回の映画につきましては、明石の宝物である、明石瓦を取り上げて頂き、また、明石にゆかりがあるたくさんの方がたくさん出てくださいました。明石市としてもこのように明石の歴史を大切にし、街のみんなで一緒に作り上げる、こういった映画をしっかり発信し、応援を続けたいと強く思っています。これからもさらに頑張ってください。応援しています」

 

参議院議員 末松 信介氏は公務でいらっしゃることができず、代理で秘書がお祝いをお述べになりました。

「上映会の開催、おめでとうございます。懇意にしている水田竜三さんが出演されていていました。本日は誠におめでとうございます。ありがとうございました」

 

兵庫県議会議員 伊藤 勝正氏

「川東監督、おめでとうございます。初作品ということで本当に上映会にお招き頂いてありがとうございます。皆さんと一緒に映画を楽しみたいと思います。今日は本当にありがとうございます」

 

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 多くの来賓の方がお祝いを述べられました

 

明石市議会議員 寺井 よしひろ氏

「監督、並びに出演者の方々、本当におめでとうございます。私はエキストラで出たのですが、自分の姿を見つけることも楽しみとして映画を鑑賞したいと思います。本日は誠にありがとうございました」

 

明石市議会議員 辰巳 浩司氏

「私もジュエリー店で買い物客として出演しているはずなのですが、出てきたらみなさん、拍手をお願いいたします。本日は誠におめでとうございます」

 

前兵庫県議会議員 岸口 実氏

「私は残念ながら今回、出演はしておりませんが、次回出たいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします」

 

 

舞台に並ぶ出演者の方々

 

 舞台あいさつで主役の八木ゆかりを演じた紅心(あこ)さんは、撮影の時、楽しく感じたことについて、「自分自身はお父さんと仲がいいけれど、映画には父親と喧嘩をするシーンがあり、出演することで日常生活ではありえないことを体験できました」と語ります。

 

 大変だったことについて、 まず、撮影に3年もの年月がかかったことを挙げた紅心さん。また、撮影する季節と実際の季節とはちがったことにも苦労したとか。「夏に冬の衣装を着たのでとても暑かったけど、汗をかいていないような顔をしながら演技をしないといけませんでした、また、冬に古民家で撮影した時、ストーブの音がうるさいからと消したら凍えそうになりました」と、暑さ、寒さを乗り越えての撮影についてのエピソードを語ってくれました。

 

 そして、観る人へのメッセージとして「映画のテーマは明石瓦だけど、家族愛も大切に描かれているので、明石の魅力を感じながら、どうしたら家族を大切にできるかを考えるきっかけになればいいと思います」と話しました。

 

 子供時代のゆかりを演じたリコさんは、自宅で途中まで描いたジュエリーの絵の続きを撮影で描いたことや、少し前の撮影で使用した衣装を、もう一度着ようとしたら体が成長していて着られなかったことが大変だったそう。しかし、撮影の合間にスタッフが笑わせてくれて、とても楽しい雰囲気だったとのことです。

 

 川東監督、かく語る

 

 脚本、撮影、編集を行った川東監督は「この街が好き」を撮ったきっかけについて、インターネットで明石の瓦工場の煙突の写真を見て、強く惹かれたことだと語り、映画を通して明石の瓦作りの歴史を知ってもらいたいと話しました。

 

 また、明石の瓦造りはすでに衰退してしまっているので、明石に瓦工場は残っておらず、廃墟となった工場跡に撮影場所を作ったり、まだ淡路島で稼働している瓦工場まで撮影に行ったりしなければならなかったと、ロケ地の確保についての苦労を語りました。

 

 そして、オフィス・イーストジャパン スタジオグリタの次なる目標として、「一般の劇場で上演するショートムービーを作る」ことを掲げました。

 

 興味深く展示物を見る人々

 

 上映後はたくさんの人がロビーやエレベーターホールに集まり、映画の感想について語らったり、出演者と話をしたりしていました。


 明石市の西部から来たご夫婦の奥さまは、通っているコーラス教室で、先生から同じ教室で出演している人がいるということを聞いたのが映画を知ったきっかけだそうです。

 

 さらに、映画を見て知り合いの人が出ているのを発見してびっくりしたそう。明石の瓦づくりについては、自分の祖母の友人が谷八木の人で、子供の頃から瓦作りについては聞いて知っていたとのこと。また、映画に自分が生まれ育った場所がたくさん出てきて、とても感動したそうです。

 

新聞にも取りあげられました

 

 明石市にお住まいのお祖母さん、娘さんの3世代で見に来ているお母さんにもお話を聞きました。

「娘(姉)が子役で出演しているので、家族みんなで見に来ました。私は明石生まれなのに明石瓦のことを知らなかったのですが、小学生の娘は学校で習っていたみたいです。3年間かけて家族ぐるみで映画作りに関わり、大作が完成したことと、映画の中の家族のドラマが心の中で結び付き、涙が出ました」

明石の風景や家族の絆に心揺さぶられたようです。

 

 大阪から見に来てくださった三条ルルさんの音楽仲間の男性は、主人公ゆかりの母、八木恵子を演じるルルさんの好演をはじめ、全ての出演者、シーンがよかったと映画を気に入った様子でした。

 

 また、神戸市からの男性は、瓦工場の従業員役を演じた方のご友人。明石瓦については、この映画をきっかけに知ったそうです。ストーリーに加え、「映画全体に流れるほのぼのとした雰囲気が良かった」とのこと。

 

 上映中もたびたび笑いが上がった「この街が好き」。ご友人やご家族の晴れ舞台を見に来てくださった方、興味を持っていらっしゃった方、みんなが明石の歴史に触れながら、あたたかな気持ちになったひと時でした。

 

 今後のオフィス・イーストジャパン スタジオグリタの活躍に期待が高まります。

(文 谷町邦子)

 

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