いい光沢出てます!
炊き上がりは良かったし、一晩寝かせて汁を吸ったかどうかは分かりませんが、分かった事が一つ。
煮汁を吸って巨大化して、水面下ギリギリまできている!
なるほど、最初にかなりの水が必要なのはこのためだったのか。
これを食べるのは大変だ。
親戚から黒豆煮をもらうの事が多いのは、分量大過ぎ問題なんだと思う。
朝方は曇り空だったが徐々に晴れ間が差してきて、ダメ元で母親に初詣に行くか?と聞くと 奇跡的にやる気でテンションが下がらないうちに、とっととマフラーと手袋をさせて車に乗らす。
神社は急な階段もあり坂もありで、ぐるりと一周すると距離は300mくらいある。
メインの本殿だけにして帰ろうかと提案するも、ここまで来たら全て詣ると力強い意思を見せた母親。
昨年末に86歳になった母親、欲は言わない元気さ現状維持で充分だ。
母親が頑張っている時間は、ずっと晴れ間が差していてあまり寒くも無くて気持ちの良い初詣になった。
自宅に帰り、速攻で登山の用意をして地元の青葉山へ。
晴れているうちに登頂出来れば、そこそこの展望が期待出来るかもと張り切るも、久し振りの登山なので足が上がらない。
途中、雪の着いた所もあり慎重に足を運んで1時間ちょいで登頂。
山頂の岩の上に立つと、熊避けの鈴の音が聞こえてきて、東の峰からの登山者の方が自分の居る岩の上に上がって来られる。
もちろん知らない人だけれど、明けましておめでとうございますと挨拶する。
この日に、こんなローカルな山に登るなんて、しかも東の峰からの稜線はアップダウンがきつく雪も付いてるはずで、ここまで来るのに2時間半はかかるだろう。
どちらも単独行なので、しばし歓談しどちらからお越しですか?と尋ねると高浜町ですと言われる。
ドローカルじゃないか(笑)
僕も高浜町です、横町ですと区の名前を言うと その方が僕も横町ですと言う。
思わす、嘘でしょっ!と言ってしまった。
こちらから名乗り、お名前をお聞きしたが同じ区内なのに家がどの辺りかは分からず。
その後は5分程、ご近所トークをして別れた。
なんだこれ、結構地味なミラクルだ(笑)
山行の時は、挨拶はするがお話しするのは休憩場所か山頂くらいで基本グループで来られてる方とは話さない。
今日も山頂には5分も滞在しないつもりだったのに、そのわずかなタイミングで反対側の登山口から来られた方が同じタイミングで山頂に来られて、その人が同じ町内で同じ区の人とは。
元旦から、東の峰と西の峰縦走ピストンの行動時間は4時間半、雪の着いた稜線は時間がかかるので、延べの行動時間は5時間を越えるだろう。
まあまあイカれてるしタフだなぁ~。
見るからに人の良さそうな方で、直感でたぶん一緒に山に登れる人だと感じた。
とりあえず行動、動いていればこんな面白い出会いがあるもんだなぁ~と感じた2023年の元旦だった。