コロナ病棟の事。 | kuniのブログ

kuniのブログ

ブログの説明を入力します。

入院させてもらった病院のコロナ病棟は、その病院の最上階だった。


一般病棟や外来は、別病棟の1階だったけど隔離病棟なのでなるべく離れていた方がいいのだろう。


各病室にある、名前を入れる所には患者の名前は無くて部屋に何人入っているかが分かるように、入室の札が入っている。


看護師さんは、最初に来られた時に名前を名乗られて宜しくお願いしますと挨拶されるのだけど、胸に名札は無かった。


この辺りもコロナ対応なのだろうな~っと思いながら眺めていた。


患者はご飯前に、体温 血圧 酸素飽和度 脈拍 呼吸数 便通などを所定の紙に記録する。


体温計は各ベットに備え付けてあり、血圧計とパルスオキシメーターは共同で使う。


これら全ては患者自身がやる。


患者は部屋から出られないので、食事は看護師さんが運んできてくれる。


片付けは患者の仕事で、全ての食器は使い捨てになっていて食事が終われば、決められたビニール袋に食器や割り箸を入れて、4人部屋の一人分のスペースを空けてある所に置いてある所定のゴミ箱に捨てる。


火曜日と金曜日には、看護師さんが売店への買い出しをしてくれる。


売店に売っているモノの写真をラミネートフィルム加工してありそれを見て所定の紙に欲しいモノを書き込む。


自分自身は、頼まなかったけれども部屋から一歩も出れないので、このくらいのストレス解消がないと、メンタルが持たない人も居るんじゃないかと思った。


コロナが流行り出した頃から一般病棟でのそうなのかもしれないが、コロナ病棟は勿論、部屋の掃除や廊下の掃除をする業者の方はいない。


部屋の掃除やトイレの掃除、食事のゴミを捨てるのも看護師さんの仕事になっているので、看護師さんの負担は増えている。


そんな中で、毎日朝御飯の時には付箋にメッセージを書いてくれる。


一度、夜中に大量の汗をかいて布団を変えてもらった事があり。

その翌日の朝には、体調を気遣う言葉と 何かあったら、夜中であっても遠慮なしにナースコールして下さい。 と書いてある。

神対応とはこの事で、ホントに 神様が防護服を着てフェイスシールドをしてゴム手袋をして毎日看護してくれているようなものだ。

コロナにかかると、身体的な症状も辛いのだけど精神的にもかなり辛いので、その辺りも含めての手厚い看護にはただただ感謝しかない。

本日の福井県の感染者は7名。

福井県はワクチン接種達成率が高いらしい。

人口の割りに医療施設が沢山あるのか?行政の動き早いのか?

警戒心の強い県民性なのか?どんな原因なのか分からないが、緊急事態宣言が発令された都道府県に囲まれながら感染者数と死亡者の数は少ない。

このバランスが崩れると、あっという間に感染者が増えて入院する事が出来ずに自宅待機、家族内感染という循環になってしまうのだろう。

個人に出来る事は、ベースの感染対策とワクチン接種。

明日は、ワクチン接種1回目に行って来ます。