西穂高岳。 | kuniのブログ

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山荘の朝は早く、朝御飯は5時半で支配人の方が朝の天気予報を教えてくれる。
朝方に現れる予報のガスは出る事はないとのお話しで、風も無く快晴ですとの事。
部屋の窓から眺めても真っ白だったので???と思ったが、朝御飯を速攻で食べて外を見に行ったら快晴で星がきれいに出ている。

一気にテンションが上がり、急いで荷支度を済ませ、水筒にお湯を沸かして入れてココアを作る。

外はうっすらと白んで来ている。

テントの人も始動し始めている。

夜空け間近。

八ヶ岳付近から日の出。

乗鞍岳。

笠ヶ岳。

中央に白山もピンク色からオレンジ色に染まる。

ピンクからオレンジ色へのグラデーションは雪山ならではの光景。

ここへ来ないと見られない景色。


前日と同じ、西穂高岳独標まで1時間で登り次の目標のピラミッド・ピークへのトレース(登山者の踏み跡・を見つけてコースを確認。

積雪が少なく、最近降雪が無かったようで明確なトレースがある事で、現在の自分の技量でも行けると判断して独標を下り始める。

8年ほど前から、眺めては絶対無理だなっと思っていた領域への侵入は何とも刺激的でテンションが上がったが、それを気持ちだけに留めて歩は一歩一歩。
確実にアイゼンの刃が雪面に食い込む感触と音を確認しなら。

コースはそんなに難しくはないけれど、スッパリと切れ落ちた斜面をトラバース(斜面を横切る)する事が多い。
場所によっては両サイドが切れ落ちて幅の狭い尾根のような所もありで緊張はかなり増す。

ピラミッド・ピーク。

30分ほどで到着する。

少し休憩して、西穂高岳までのトレースを確認出来たので迷うことなくピラミッド・ピークをスタートする。