愛奴山(苫前町)-アイヌ川西面沢ー2013.11.25
愛奴山(苫前町)-アイヌ川西面沢ー2013.11.25 (単独)
天気は昼から大荒れ予報。すでに石狩地方には暴風警報が出ており、短時間で登れそうな道北の低山に照準を絞る。向かう先は苫前町、霧立国道そばの愛奴山311m。
特徴もない小さなこの山に、わざわざ旭川から向かう魅力はあるかといえば??だが、霧立国道界隈では数少ない未踏の山であり、気にはなっていた。
ルートはチェボツナイ林道を入って東面を登るのが最短コースとなるが、それではただのピーク狙い的な山行であり、あまりに味気ない。
愛奴山(あいぬやま)と名がついているので、やはり西側のアイヌ沢川から正当に?辿ることにする。
霧立国道から上羽幌へ向かう未開通の道道が分岐する付近に車を置く。
ここにある夕霧ゲートは閉じられている。
道道を少し歩き、アイヌ川に入渓する。
微妙な積雪状況だが、笹が雪の重みで倒れており見通しは良い。
雪の上を少し歩いてみたが、それなりに抜かるので結局は沢中を進んだほうが楽。
地形図では南に小尾根を過ごしたCo100手前で二股となっているが、実際は小尾根の手前Co90で明瞭な二股となっていた。一瞬戸惑ったが、地形図が間違っているようだ。
Co110から沢は直線的になる。広いく明るい地形が続く。
沢は時折岩盤地形が出てきて変化があり、この時期の沢歩きもなかなか楽しい。
濃いヤブを想像していたが、両岸ともに植生が薄くどこからでも登れそうな斜面である。
230二股を右に入り、傾斜の増した斜面を詰めると稜線に出る。
ヤブ漕ぎはほとんどないままに山頂に到達。
足元には、三等三角点「愛奴沢」が顔を出していた。
北はピッシリ山だが、枝が邪魔になっておりすっきり見えない。
小天狗山(中央左)と奥三毛別山(中央右)
山頂では生温い南風が強く、ゴーゴーと音を立てて木々が揺れる。
時折突風が吹き抜け、低気圧がかなり近づいてきている印象だ。
雨が降り出すのも時間の問題、早々に頂上を後にする。
帰路は沢には下りず、・277に向かう南西尾根を使って戻ることにする。
途中でコンパスを忘れたことに気づいたが、地形と地形図を照らし合わせながら行けば大丈夫だろうという考えで進む。
しかしヤブを漕いでいるうちに、南西尾根分岐を見落とし南尾根を進んでいることに気づく。
やはりコンパスなしでヤブを進むのは、無謀だったようだ。
無駄なアルバイトをしてしまったが、ここは一度引き返してアイヌ沢に降り、後は淡々と下る。
車に着くとちょうどポツポツと雨が降り出し、やがて霙模様に。何とかギリギリ濡れずに済んだ。
週間予報ではこの先雪予報が続く。
今シーズンの低山ヤブ歩きもいよいよ終わりである。




