京都嵐山住人のたわごと
2022・9・20

日本の65才以上の人口3627万人、総人口の占める割合が29・1%だそうです。
敬老の日のプレゼント🎁と称して楽しそうな色々なもので店頭が賑わっています。
私は幸いにも敬老の日のプレゼントもらったことないのです。
想定外のアクシデント続きの人生第四楽章、何とかめげずに生きている自分への敬老の日のプレゼント🎁を思いつきました。
前のブログで紹介した「ちょっと京都に住んでみた」のドラマに出ていた江戸時代創業の内藤商店のシダを材料に全て手作りの庭ぼうきを買い求めました。
定価5,500円.です。
ほうきにこの値段にちょっとためらいがあったのですが、以前買った時の使い心地の良さが忘れられず思いきりました。
私の身体の一部になって働いてくれるでしょう。


シダを巻いている金属は赤銅、柄は黒竹です。

高齢者人口の増加のせいか、CMも葬儀、お墓、そして絶え間なく流れるのが保険のCMです。
保険って、やや脅しですね。
低額の火災保険、医療保険以外かけていない私です。
日本の未来には希望持てない現状で子供達のために生命保険もかけておくべきだったと思ったりしいてます。
「子孫に美田を残さず」は西郷隆盛の詩に出てくる言葉です。 
「子供のために財産を残すと、それに頼って努力しない」ということなのですが、今の世の中には通じなくなりました。
裕福な家庭に生まれた子は努力しなくとも生涯恵まれた人生を過ごす、貧しい家庭に生まれた子はいくら努力しても浮かばれず貧困の連鎖から逃れられません。
お墓葬儀保険のCM、ハズキルーベも含めて消音スイッチONです。

CMといえば出演しているタレントや俳優が不祥事でそのCMから降りるとき、莫大な慰謝料をスポンサーに支払わなければならないのですね。
最近話題になった香川照之などは複数の出演でそれは8億円になると言っていました。
2006年に公開された映画「ゆれる」に出演した香川照之はオダギリジョーの兄の役でしたが、なかなかの
演技で印象的でした。


最近の彼は役柄によることもあるだろうけど人相悪くなったと感じていました。
不祥事を起こした時のタレントや俳優の謝罪のメッセージ例にもれず「皆さんにご迷惑、ご心配をおかけしました。」です。
「私、おたくのことちょっとも心配してへんし、迷惑もかかってないよ。ただ破廉恥なことやってアホやなと思うだけ」
それに引き換え政治家の不祥事には謝罪らしき言葉はなく筋の通らない言い訳とうそ?で決して納得はいきません。
真摯に誤った政治家にはお目にかかれません。
政治家には国民の血税で、給料その他諸々の費用が支払われているわけですから、心配はしないけど、大迷惑がかかっているのです。
香川照之はこれで、芸能界からは追放されるのでしょうね。 
民間企業でも降格や免職でしょう。
その点政治家はありがたい仕事ですね。

エリザベス女王の一連の国葬行事、何となくみていました。
おもちゃの兵隊みたいな衛兵💂‍♀️💂💂‍♂️の行進、マグパイプの演奏、カラフルで華麗な葬儀ですね。
中世の絵巻物を見ている気分でした。
2日前まで公務をはたしていた女王の96才の最後、高齢者には羨ましい限りです。


我が国も今、国葬で物議をかもしています。
62%が反対する中での葬儀、参列する各国のVIPもやや気の重いことでしょう。
故人となった元総理もこの状況の中での葬儀、なかなか浄土にたどり着けず、あの世をさまよって成仏できないのではないかと気の毒に思えます。
女王と元総理という違いはあるけど、偶然にも同時期に重なりあった国葬に興味はあります。

人の葬儀はともかく、自分のthe endのセレモニーも気になりはじめました。
我が家の檀家寺のメニュー見たら戒名料150万とありました。
支払う金額によって、戒名の位が変わるとは宗教の在り方としては常々疑問です。
「地獄の沙汰も金次第」ですかね。
宗教とは人の心に平安を与えるもののはずが、懐具合で悩みをもらっています。

親鸞聖人の言葉、「歎異抄」読みました。
司馬遼太郎が「無人島に一冊持っでいくなら歎異抄」哲学者の西田幾太郎も絶賛してる新聞広告を何度も見ました。
なんか読まなくてはと気がはやって、買い求めました。
一度だけ読んだのですが、それだけでは理解出来ず、二度読みをと思いつつ、本棚に並ぶミステリーやサスペンスの本に手が出てしまいます。

内容で2箇所だけ自分の都合の良いように解釈して覚えています。


「老いの日々 これぞスリルとサスペンス」

新聞の川柳欄にありました。 

共感です。


何が起こるかわからないハラハラドキドキの日々です。



ピンクの彼岸花が咲きました。


本日も読んでいただきありがとうございました。