忘れ去られた言葉。「省力化」「省人化」 | 気力・体力・原子力 そして 政治経済

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原子力と経済についてはうるさいですよ!
 (旧有閑爺いのブログ)

 私がまだ現役のころは、「派遣労働」とか「外国人労働者」などは皆無の状態でした。

 そして経済成長は、今に比べて比較にならないほどパーセンテージが高かったころでした。

 

 拡大している経済に対して、企業は増産に次ぐ増産で対応しました。その時企業は、どんな手を打ったのでしょうか。それは「省力化」「省人化」という設備の高度化でした。

 例を挙げると、自動車産業における溶接の自動化です。溶接ロボットを導入して溶接作業から人を無くしたのです。つまり「省力化」「省人化」です。

 では溶接工たちはどうなったのでしょうか? 実は当時も今もそうでしょうが、溶接ロボットというのはティーチングプレイバックと言われるタイプが使われており、ロボットに溶接方法を教えることが必要であったので、ロボットのティーチャーになったり、ロボットのメンテナンスを担当したり、溶接のトラブルシュートを担当したりと、依然溶接関連の仕事に従事する人と、大きく他の仕事に転身したりしました。

 当時は企業自体が拡大していたので、転身先はいくらでもありました。

 

 こうした設備の高度化には、投資資金と技術開発力が必要であり、それを行うことで企業自身の足腰も強くなっていったのです。こうした投資活動が経済成長の原資となり、全体の所得拡大につながっていったのです。

 

 下記のエントリーで、昨今建設業界の一部にこうした設備高度化に対する取り組みが行われていることの紹介がありましたが、産業全体としては「外国人労働者」つまり「移民」にすがる姿勢が明白であり、技術開発や投資を怠り、退化への道を歩んでいるようです。

 

 

 過去の我々は「省力化」「省人化」ということに多大な努力をしてきたのです。しかし現在ではこの言葉すら忘れ果てるほど、呆けた状態にあります。

 次の世代に残すものは、外国人に埋めつくされた国土である、という悲しい状態すら想像できないほど呆け切った人たちが政権いついているのであり、政権打倒しか選択肢がないことを自覚しましょう。