これからしばらく、

白血病と診断されるまでの経緯について

記していきます。

 

 


2017年の年明け頃から、

夜間の37〜38℃の発熱と

関節の痛みが始まりました。



風邪を引いたのかと思い、

頭痛で服用しているロキソニンを飲んでいました。



すると熱は下がって体は楽になり、

次の日は普段どおり

パートに行くことができていました。

 

 


初めの頃は週に1~2日程度だった発熱が

徐々に頻度を増し、


3月頃には週3~5日発症するようになりました。



これは普通じゃないと思い、

かかりつけの内科を受診して

血液検査をしていただきました。

 




その結果、

CRPが基準値をオーバーしていました。



体のどこかで何かが起こっている

可能性があるため、


改めて膠原病、リウマチ、甲状腺、CEASCC抗原非特異的IgE蛋白分画など


様々な病気を疑い、

いろいろ詳しく調べることになりました。

 

  



数日後に結果を聞くと、


白血球数が標準値(3.3~8.6)を少し下回る程度で、

それ以外に異常は見つかりませんでした。



ですが、

相変わらず発熱は続いています。



もっと大きな病院で

診てもらった方が良いということで、


某大学病院の膠原病内科を

紹介していただきました。

 

 



その時の私の心には、


「この熱の原因はいったい何なのか?

タチの悪い怖い病気が隠れているのではないか...」


という不安が生まれ始めました。

 



と言うのも、


私の次兄が3年前に

悪性リンパ腫を患っていたからなのです。

(今は寛解し元気にしております)

  



そして、

その後もロキソニンで熱をしのぎながら、


大学病院膠原病内科での

診察がスタートすることになります。

 

 

 



<補足>

①CRP:体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりした場合、血液中に蛋白質の一種であるCRPが現れる。正常な血液の中にはごく微量しか見られないため、炎症の有無を判断するための検査

②CEA:各種消化器系癌、肺癌、腎癌などで高値

③SCC抗原:子宮頸癌、頭頸部癌、食道癌、肺癌などで高値

④非特異的IgE:<高値>気管支喘息,アトピー性喘息,アトピー性皮膚炎,アレルギー性鼻炎,花粉症,寄生虫症,多発性骨髄腫(IgE型) 、<低値>多発性骨髄腫(IgE型以外),低ガンマグロブリン血症,重症複合免疫不全症,慢性リンパ性白血病,サルコイドーシス

⑤蛋白分画:急性炎症・ストレス,慢性炎症,慢性肝障害,蛋白欠乏症,M蛋白血症,ネフローゼ症候群で高値