お金の重み
お金の感覚は人それぞれですね。
ある人の一万円は
ある人の千円。
ある人の一万円は
ある人の十万円。
むかし姑と同居していた頃
姑のお金の感覚に驚いた。
光熱費を頭数で按分していたのだが
その端数を決して
なかったことにはしなかった。
一円の誤差も見逃さなかった。
姑はこの先
「お釣りはいらないから取っておいて」
なんていう台詞を
一度も口にすることはないだろう。
私はこの姑から
お金をコツコツ残す方法と
がめつさとは何かを
教わった。
蜘蛛女より
追伸
これは昔の知人である姑の話でした。お金を残すのは「ザルですくった水滴を溜めるようなものだ」と誰かが言っていました。映画のなかの台詞だったように思います。