※このブログは、国指定重要無形民俗文化財「雄勝法印神楽」に関することを基に構成しているブログです。
一般的にわかりにくい言葉だらけですみません。
基本知識は「法印神楽な奴 」をご覧いただければと思います。
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さて、今晩も遷座祭に向けての稽古です。
日曜日に千葉宮司さんとお話しする機会があって、「最近の稽古は特に充実してますね。」とおっしゃっておりました。
ずーっと昔の、管理人が20代の頃に青年文化祭というイベントに参加した時
雄勝町が神楽大会の会場の時
国立劇場公演
等々が、稽古回数が増える傾向にあった行事ですかね。
共通しているのは普段余り奉納する機会がない演目を行う時ということになると思います。
そう、つまりは、今回の遷座祭、普段は奉納する機会が少ない演目を「複数」奉納する予定なんです。
そういった演目にどうしたって取り組まなければいけないのが、兄弟子二人と先輩さんと私あとは先生方、そうすると自動的に若手神楽師が初矢、四天、魔王退治、岩戸開、所望分などのスタンダード演目を頑張ることになりますよね。
各々がいつもより一段上の責任を担うことになるので、稽古の深度が増すんだと思います。
日曜日に千葉宮司のところに行ったのは、神楽師の写真撮影の為で、私と、豊永末くん、薬屋さんと先生2名でした。
写真撮影だけなんで、10分もあれば終わるのですが、豊永末くん、薬屋さんのたっての希望により急遽稽古することとなりました。
豊永末くんは久しぶりの登場、仕事の関係上どうしても稽古日に来ることができずにいました。
どんな稽古をしたいたのかは、ブログでも少しずつ掲載していたこともあり、彼は状況を把握していた様子、以降の稽古には全部ではないけれど参加できそうな感じなので舞の調整をしていただきたいと思います。
薬屋さんは見ることが成長の近道だと思うんです。
まずは、自分の好みの神楽師の舞はだれなのか、つまりは目標とする先生は誰なのかを明確にしてその人の舞を良く観察すると薬屋さんの方ができてくると私は思います。
そんなことを綴りつつ、さてさて、今晩の稽古はどんなどんな稽古になるのか、非常に楽しみです。