葉山神社遷座祭、竣工奉祝祭に向けて10 | 雄勝法印神楽師のブログ

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※このブログは、国指定重要無形民俗文化財「雄勝法印神楽」に関することを基に構成しているブログです。

一般的にわかりにくい言葉だらけですみません。

基本知識は「法印神楽な奴 」をご覧いただければと思います。

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暑い暑いと言いながらも、昨夜も我ら雄勝法印神楽保存会は稽古でした。


参加者は


会長

先生方×3名

兄弟×2名

先輩さん

荒型君

薬屋さん

アキケン

同級生


以上11名での稽古でした。


重点稽古項目は

・荒型の出懸り

・演目「白露」

・演目「所望分」


最近の稽古は7時から9時までの2時間枠では収まらないボリュームとなっております。


私が新人の頃は、荒型の出懸りだけで2時間使いましたからね。

1人か2人の新人に先生方が3名以上来てくださってみっちり2時間・・・

指摘頂く部分は頭の先から足の先まで細部に至るものでした。


なので、兄弟子2人と私は全く同じ型で、荒型の出懸りの基本形はサラリとできちゃったりします。


荒型の手は万流と申しまして、沢山の型が存在しています。なので、「あの先生はこう教えたのに、別な先生は違った」なんてことは当然発生します。なので、何をもって基本形と呼ぶのかは広義と狭義が存在します。(それは、マニアックな話なので割愛)


ただ、私の中には、仮に命名して、先浜系の荒型出懸りと大浜系と岡系の3パターンが存在しています。


これは、雄勝法印神楽保存会の成り立ちとも関係しています。

雄勝法印神楽と呼ばれる前進は、雄勝町大乗法印神楽保存会、その構成形態は、大浜、雄勝、大須の3つの地区系団体をもって形成されていた・・・らしいです。もっと前は、雄勝町の浜ごとに存在したらしいです。


もっともすべてが羽黒派系なので、同じ舞台を構成できる訳です。


神楽世界を広く見た場合、

L0 「法印神楽はいいね!」

L1 「さすが、羽黒派の法印神楽はいいね!」(相対は本山派)

L2 「好みは、羽黒派の法印神楽の雄勝町のかな」

L3 「馴染みが深いのは、羽黒派の法印神楽の雄勝町の、どこどこ地区の神楽師の神楽」


となっていきます。

ちなみに分類L1以降は、舞台構成を一緒にできます。


!!!!さすがに寝ないとマズイ時間帯、今日のつづりはこの辺まで、中途半端でごめんないさい。



・・・おやすみなさい。