2016/06/09 | 読経

読経

思い
考え

砂漠を行くラクダの背に乗って
その人も見たのか朝日のラバを
それはブルームーンを見つけた日で
それぞれがそれぞれの色で
咲き誇り咲き散っていった
帰り道は急ぎ足か緩み足かどちらか
結局降らない雨は
空の遠くで眠っている
交じりあって
透明になるために
色んな色と混ざるのは
白と透明が別物だって
まだ気づいていないから