Testament français『フランスの遺言書』|1995 年のゴンクール賞受賞作 | フランス語ともぐもぐタイム

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1995年のゴンクール賞受賞作 Andreï Makine(1957–)の「フランスの遺言書」を読んでいます▼

 


 

かなり深い内容で、ハマりまくっています!

 

 

内容紹介

二十世紀のロシアの歴史を静かに通り抜けたフランスの女―それがぼくの祖母だった。ぼくを包み込むステップの夕暮れ。時空を超えて甦えるベル・エポックのフランス―。フランスを接ぎ木されたロシアの少年の、祖母の人生への追憶のなかに響きわたる二十世紀への挽歌。ゴンクール賞、メディシス賞、高校生のゴンクール賞、3賞同時受賞作。

 

 

Makine はロシア系フランス人作家で、87年に渡仏後、フランス語で作家活動を続けています。

 

本作はフランス人であった祖母の記憶を中心にした自叙伝的色彩が濃い内容ですが、何よりもネルヴァルやプルーストを想起させる詩情豊かな文体にその魅力があります。

 

世界各地で戦争が起きている今こそ、この小説をおすすめします!

 

伏線がいろいろ登場しますが、最後に1つにまとまります。

 

さすがの名作!

 

 

 

 

翻訳本もありますので、原文に照らし合わせながらいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

優秀な方が書いた小説は、市販テキストの文章とは違い、生きた文章。

 

そんな文章に触れる時間はかなり貴重で、語学以外のプラスαが身に着く貴重な時間です。